(1)まっすぐに立ち、鼻から息を吸いながら両足を左右に開きます(1メートル程度)。つま先の向きは、右足はかかとを軸に90度外側、左足はかかとを軸に30度~45度内側に向けます(2)両腕を肩の高さまで床と平行に上げます。両手をそのままキープし、鼻から息を吐きながら右鼠蹊部(みぎ・そけいぶ)を引き入れ、左に腰をスライドすることで、右に上体が傾きます。左手は天井に向かってピンと伸ばし、目線は左手の先に移しましょう。このとき、上体は前に伏せないこと。おへそが正面を向くように起こして両脇腹を伸ばします(3)この姿勢のまま5呼吸、鼻から吸って吐いてを繰り返します(4)吸う息に合わせて上体を起こします。次は左側で同じようにストレッチしましょう
(1)まっすぐに立ち、鼻から息を吸いながら両足を左右に開きます(1メートル程度)。つま先の向きは、右足はかかとを軸に90度外側、左足はかかとを軸に30度~45度内側に向けます
(2)両腕を肩の高さまで床と平行に上げます。両手をそのままキープし、鼻から息を吐きながら右鼠蹊部(みぎ・そけいぶ)を引き入れ、左に腰をスライドすることで、右に上体が傾きます。左手は天井に向かってピンと伸ばし、目線は左手の先に移しましょう。このとき、上体は前に伏せないこと。おへそが正面を向くように起こして両脇腹を伸ばします
(3)この姿勢のまま5呼吸、鼻から吸って吐いてを繰り返します
(4)吸う息に合わせて上体を起こします。次は左側で同じようにストレッチしましょう

 2014年にマイナビウーマンが、「頭脳明晰な男性と運動神経が抜群の男性、どちらが魅力的か」と女性にアンケートを取っている。それによると、なんと6割以上の女性が頭脳明晰な男性を選んだのである。スポーツマンがモテるのは、学生時代までかもしれない。

 それでは、頭脳明晰になるためには何をすべきなのか。「今さらムリ」と諦める必要はない。近年、ヨガが脳力を高める傾向があると、科学的に解明されてきたのである。
(取材・構成:大畠利恵、写真:宇佐見利明)

●右脳を鍛えると女性にモテる理由

 非モテな男の原因は、非イケメン、太っている、背が低い、禿げている、お金がないと、男性は考えがちです。それは大いなる勘違い。女性が男性に求めているのは清潔感やコミュニケーション力です。

 清潔感といってもいい服を着ていればいいというわけではなく、肌が脂ぎっていたり、顔が皺やシミだらけだったり、毛深かったら女性は敬遠するという話をこの連載でも紹介しました。

 コミュニケーション力とは、話のうまさではなく、共感性です。

 男性は、とにかく共感するのが苦手。オヤジギャグや自慢話をするのではなく、女性の話に共感してうなずく男性が女性にモテるのです。

 たとえば、女性が出勤するときに駅の階段で転んでしまったという話をしたとします。そのとき、「運動不足なんじゃないの」「なんでエスカレーターを使わなかったの?」などと聞く男性は、間違いなくモテません。これは共感してないからです。

「大変だったね、大丈夫?」「人前で転んで恥ずかしかったよね」と共感を示したら、女性はグッとくるわけです。

 男性に共感性が足りないのは、左脳優位の男性脳になっているからだといわれています。

 右脳は、直感や創造性、音楽や空間、感性を司っている脳です。対して左脳は言語や論理的思考、数学や科学、読み書きなどを司る脳。左脳は分析力が優れているのに対し、右脳はつながり力や共感力があるという説もあります。

 右脳を鍛えるために有効なのが、ヨガです。

 2009年にペンシルバニア大学医療センターの医師が行った研究では、ヨガの初心者に、3カ月間毎日1時間のヨガを実践してもらいました。その後、脳をスキャンすると、左脳より右脳の活性化が大きいことが判明したのです。

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