マラソンで突然死は20~30代が多い!? 「ヨガ+ランニング」で疲れにくいカラダをつくれ! (2/2) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

マラソンで突然死は20~30代が多い!? 「ヨガ+ランニング」で疲れにくいカラダをつくれ!

このエントリーをはてなブックマークに追加
竹下雄真[デポルターレクラブ代表] ダイヤモンド・オンライン

●完走を阻むのは「メンタル」。ヨガで集中力を鍛えよう

 ヨガがランニングにいい二つ目の理由が、心を整えられるという点です。

 ランニングは「走禅」とも呼ばれています。ヨガは自分と向かい合える時間だといわれていますが、ランニングも一人で黙々と走らなければならないので、自然とあれこれ考えるようになります。

 フルマラソンは35キロが鬼門だといわれ、そこでガクンとペースが落ちる人が多いようです。それはおそらく、集中力が途切れたから。「もう少しだ」という思いと、「まだか」という思いが極限に達し、集中力が切れるのでしょう。マラソンはメンタルの切れ目で足が止まるといわれています。最後まで走り切れるのは、フィジカルよりメンタルの影響が大きいのです。

 ただし、ランニングだけでメンタル面を鍛えられるかというと、なかなか難しい。普段ハードなトレーニングをしているプロのマラソン選手でも、途中でリタイアしてしまうこともあります。それとは別の鍛え方が必要なのです。

 ヨガは集中力を高める効果があるので、メンタル面でもランニングに適しています。深い呼吸をするので脳に酸素が行きわたり、自律神経のバランスを整える効果があるのです。

 深い呼吸をしながら瞑想をすると、自分の内面に意識を向けられます。それを続けていると、フルマラソンを走り切れる集中力がつくのです。

●長距離を走っても苦しくならない「呼吸」を身に着ける

 ヨガがいい3つ目の理由が、呼吸をコントロールできるようになることです。

 走っていてすぐに息が上がってしまうのは、呼吸が浅くなっているから。ヨガはさまざまな呼吸法があり、胸式呼吸もありますが、深く吸って吐くという点はみな同じです。ランニングをしながら深い呼吸をできるようになると、呼吸を整えられるのでバテにくくなります。そうなれば長距離を走っても苦しくなくなるのです。

 ところで、プロのマラソン選手が走っている様子を見ていると、かなりのハイペースで走っていますが、それはやはり何年もかけて鍛えているから。一般の人は、歩くのよりやや早いぐらいのペースで走るのが理想です。その速さなら最後まで走れるでしょう。人と競おうとせず、自分なりのペースをつかむようにしてください。

 いきなりフルマラソンを走るのは無謀だと思うのなら、ハーフマラソンにチャレンジするのをおススメします。ハーフマラソンを走り切れるのなら、フルマラソンも最後まで走れるでしょう。

●ランニングで腰が痛くなったときに緩和させる1ポーズヨガ

 今回はランニングで腰が痛くなったときに試していただきたいポーズです。体育の時間によくやった長座体前屈に近いポーズで、ヨガでは「パスチモッターナーサナ」と呼ばれています。

 腿の裏側からふくらはぎやアキレス腱までしっかり伸ばし、背中全体を伸ばすことで、全身の血流をよくするという効果があります。

 コツは、力ずくや勢いで前屈しないこと。息を吐きながら体を少しずつ倒していきます。膝を伸ばし、背筋が丸くならないようにするのがポイントですが、膝がつらいようなら曲げても構いません。

(1)両足を前方に伸ばし、背筋をピンと伸ばして床に座ります。
(2)鼻から息を吐きながら両手を伸ばし、右手で右足の指先を、左手で左足の指先をつかみます。初めは無理せず、足首など自分のつかめる位置で構いません。
(3)一度息を吸い、吐く息で腰のあたりから身体を折って、前屈します。
(4)この姿勢で深い呼吸を繰り返し、途中で息を吐きながらさらに深く前屈します。
(5)吸う息で体を起こし、吐く息でリラックスします。


トップにもどる ダイヤモンド・オンライン記事一覧



おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい