大山:ありがとうございます(笑)。履き心地や機能性に惹かれて買ってしまいがちなんですよね。僕はお客様のショッピング同行するときは、必ず新しく靴を買います。

山本:どんな靴をオススメされるんですか?

大山:男性のファッションは靴にお金をかけるといいとよく言われるんですが、でも全身チェンジしようとすると、靴にそこまで予算をかけられないし……。

山本:そうですよね。

大山:靴を買うときにもすごく優秀なのがスーツカンパニー。雰囲気は高いものに似せてあるんですが、値段は安いんです。普通に買うと8万円くらいするような靴も、1万5000円くらいで買えます。見た目はほぼ同じなので、お得ですよ。

山本:そうなんですね。どんなタイプをオススメされます?

大山:僕が推すのは2足あって、まずフォーマルなものでいうと、スエードの革靴ですね。ちょっとレストランに行ったり、休日にジャケットを着て出掛けるときなどにいいんですよね。一足持っておくと、休日の大人っぽいこなれ感が出る。

 あともう一足は、気軽に履けるスニーカーのようなもの。大人っぽいスニーカーがいいので、書籍ではニューバランスの靴をオススメしています。山本さんはたしか……

山本:はい、私はコンバース派です(笑)。『いつもの服を着ているだけなのになぜだかおしゃれに見える』でも、1足買うなら白のコンバースと書かせていただきました(笑)。

 もう1足、きれいめのパンプスを買い足すとしたら、花柄ですね。表紙で履いているような、カラフルなもの。柄パンプスは、一見難しいと思われがちですが、いろんな色が入っているので、どんな色の服を合わせてもなじみがいいんです。

 クールな雰囲気にしたいなら、レオパード柄もいいと思います。レオパードはキャメルと茶と黒っていう、ベーシックで合わせやすい色で構成されているし、おしゃれ感も出ます。