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植草信和
植草信和(うえくさ・のぶかず)/1949年、千葉県市川市生まれ。キネマ旬報社に入社し、1991年に同誌編集長。退社後2006年、映画製作・配給会社「太秦株式会社」設立。現在は非常勤顧問。
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「風と雲と虹と」に主演した加藤剛が語る“極悪人”平将門の魅力とは?
1976(昭和51)年の大河ドラマ第14作は「風と雲と虹と」だった。その一回目の冒頭、原作者の海音寺潮五郎が画面に現れて主人公や物語について解説するという演出が、視聴者を驚かせた。「将門という男、非
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最高視聴率41%「元禄太平記」出演の中野良子が語る衣装の豪華絢爛ぶり
55年間もの長きにわたって大河ドラマが持続できた最大の要因は、文学史に残る著名な時代劇小説を精選し、それを土台に番組作りをしてきたからだ。 第一回「花の生涯」(舟橋聖一)、第二回「赤穂浪士」(大佛次
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「勝海舟」主役・渡哲也と脚本家・倉本聰の降板劇の真相 丘みつ子さん語る
長谷川伸とともに“股旅もの小説”のパイオニアとして大衆文学史にその名が刻まれている子母澤寛。子母澤は「新選組始末記」で“新選組小説”の原型を作り、「勝海舟」で“幕末小説の開祖”になった大作家だが、近
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初代・平清盛を演じた仲代達矢が語る「新・平家物語」の時代
大河ドラマ「新・平家物語」は10周年記念作品の名に恥じない超豪華なキャスティングだった。 仲代さんの清盛以下、妻時子に中村玉緒、弟時忠に山崎努、阿部麻鳥に緒形拳、朱鼻伴卜に藤田まこと、源頼朝に高橋幸
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思い出は中村錦之助の酒豪ぶり「春の坂道」共演の松本留美
1971年の大河ドラマ第9作目の「春の坂道」は、柳生宗矩を主人公にした山岡荘八の書き下ろし小説を原作としている(講談社刊『 山岡荘八全集』28/29巻 『柳生宗矩1-2(春の坂道)』)。「三姉妹」で
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没後50年、山本周五郎の頑固一徹 「樅ノ木は残った」出演の香川京子が語る思い出
山本周五郎は1967(昭和42)年2月14日、63歳で亡くなった。 今年はその没後50年に当たり、生誕の地山梨県や居住した神奈川県の文学館で「没後50年 山本周五郎展」が催されるほか、テレビでは周五
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コマキストを生んだ「三姉妹」 栗原小巻が振り返る原点とは?
第1作「花の生涯」から4年目の1967年は、明治維新から数えて100年に当たるメモリアル・イヤーだった。「企画部」「演出室」「制作部」を立ち上げて三権分立の制作システムを確立したNHK芸能局は、5作
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波乃久里子さんが語る「源義経」尾上菊五郎、富司純子夫妻との縁
日本史上、源義経ほど多くの謎と伝説に包まれた武将はいない。「義経千本桜」「勧進帳」などの古典芸能、漫画、テレビ、映画などの大衆文化の中でも、数え切れない義経物語が流布されてきた。その多さを考えれば、
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長谷川一夫の次女・稀世さんが語るNHK大河『赤穂浪士』の圧倒的強さ
1964(昭39)年は日本で「初めてアジアで夏季オリンピックが開かれた年」として記憶されている。10月10日に行われた開会式のテレビ中継の瞬間最高視聴率は80パーセントを越える驚異的なものだった。
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「花の生涯」「直虎」大河の主人公2人 子孫も驚いた井伊人気
歴史上まったく無名といっていい“おんな城主”井伊直虎を主人公にした大河ドラマ第56作目「おんな城主 直虎」が、間もなく折り返し点を迎えようとしている。 今から四百数十年も前、女性でありながら城主とし
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