「子どもの天才を育てる50の方法」うちの子どもたちが好きなかたはぜひ
「子どもの天才を育てる50の方法」
うちの子どもたちが好きなかたはぜひ

 毎週書かせていただいていたこの連載、実は今回が最終回となります。

 なんと連載期間は6年。中学受験生だった息子は、今では大学受験生です。本当に長くお世話になりました。編集部の歴代担当さま、そして読んでくださった皆さまには心から感謝申し上げます。

 6年を振り返ると物書きの自分自身の仕事の電子化っぷりに我ながら驚きます。今では連載のほぼすべてが電子媒体ですし、紙の本ではなく電子書籍を書き下ろすことが多くなりました。この連載もAERA本誌からdot.での電子化になりました。

 紙では決して売れてるわけではない私ですが、なぜか電子だと読者さんが多いようで、おかげさまであちこちからお声をかけていただけます。今後もしばらくは電子の内藤としてやっていくのでしょう。

 6年。いろいろありました。息子がいじめられて不登校になった時には、ヤケになって引越や転校もしました。娘に合う画塾を探して何軒も訪ね歩いたりもしました。結構子どもに尽くしてきたと思うのです。息子の数学、娘の絵の才能を伸ばすために、私にできることはできるだけやってきたつもりです。先日その奮闘ぶりが「子どもの天才を見つける50の方法」という電子書籍にもなりました。

 いつまでも子どもたちと一緒にいるつもりだったのですが、最近は2人とも部活や勉強に忙しく帰宅も遅く、なんだか家の中でひとりぼっちで過ごすことが多くなっています。こうやって子離れしていくんだなあとせつながる私を、子どもたちは「彼氏でも見つければいいじゃん」とからかいます。

 そういや連載が始まった頃は、いっぱい恋をしていた気がしますが、最近はすっかり臆病になりました。せっかく時間ができたんだから、男の子と映画でも観に行けばいいのにと我ながら思うのですが、ご飯はいいけど映画はちょっと、と断られることが続いています。とって食ったりしない、ただ隣にいてくれればいいだけなので、いつか誰か優しい子が付き合ってくれればいいんだけれど。

 この連載から『ソーシャルライフログ』という紙の本も出版されています。興味あるかたはぜひ読んでみてくださいね。今後の私の動向は、twitterやfacebookでぜひチェックしてみてくださいね。それでは長らくお世話になりまして、本当にありがとうございました。

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