小泉今日子になる方法
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第14回 『あまちゃん』のブレイクに小泉今日子が果たした役割とは
■『あまちゃん』大ヒットの背景 2013年、小泉今日子は、宮藤官九郎が脚本を手がけた『あまちゃん』に出演しました。このドラマは、東日本大震災から立ち直ろうとする東北の人々を描き、視聴者の心をとらえまし
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第13回 小泉今日子はなぜ太宰治のファンで、三島由紀夫をきらいなのか
■太宰治ファンで三島由紀夫嫌いの理由 小泉今日子は、2005年から2014年まで、読売新聞の書評委員をつとめました。体験談を交えつつ、飾らないことばで本の魅力を語る――彼女の書評はたいへん好評でした。
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第12回 なぜ小泉今日子は2010年代に「再浮上」したのか?
■小泉今日子「再浮上」の理由 2000年代の小泉今日子は、どちらかといえば「渋い」存在でした。「InRed」のような「青文字系雑誌」のアイコンをつとめたり、相米慎二や黒沢清といった、海外で評価されてい
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第11回 小泉今日子VS宮沢りえ 美しく齢を重ねる方法はひとつではない?
■『グーグーだって猫である』宮沢りえ版と小泉今日子版の違い 大島弓子原作・宮沢りえ主演のテレビドラマ『グーグーだって猫である』のDVDが発売になりました。犬童一心が監督をつとめたこの作品は、昨年、WO
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第10回 「本当の自分」を探さない小泉今日子の強さ
■時にはオードリー・ヘプバーン、時にはソフィー・マルソー ――変幻自在だった「小泉今日子のアイドル時代」 アイドル時代の小泉今日子の演技には、目を見張らされる点があります。台詞まわしには「経験不足
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第9回 美魔女はなぜ小泉今日子を目指さないのか?
■世紀末に生まれた「女子」という概念「女子力」「女子会」「◯◯女子」――近年では、「女性」とは別の独特のニュアンスが、「女子」という語に込められています。 もともと「女子」という言葉は、学校において「
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この人と一緒に考える
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第8回 小泉今日子はいかにして「36歳の危機」を乗り越えたか
■「いい女」は36歳で死ぬ? マリリン・モンロー、ダイアナ妃、飯島愛――彼女たちにはひとつ、共通点があります。三人とも36歳で亡くなっているのです。 古来、数え年の37歳(満年齢だと36歳)は、女性の
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第7回 小泉今日子にとっての「結婚」と「離婚」
■永瀬正敏は「憧れの人」だった? 1993年、小泉今日子は雑誌「anan」で永瀬正敏と対談します。 小泉今日子はこのとき、「永瀬さんが言ってた、ジョン・カサヴェテスの映画観ました」と話を切り出していま
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第6回 「あなたに会えてよかった」の「あなた」は誰か
■最初は作詞を嫌がっていた 1991年、小泉今日子は「あなたに会えてよかった」をリリースしました。この曲はミリオンセラーとなり、彼女のシングル盤の売り上げ記録を更新します。みずから手がけた歌詞は、日本
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第5回 バブル時代の小泉今日子は過剰に異常だったか
■「広告の時代」のCMクイーン 広告の時代がやって来た――バブル経済前夜からその絶頂期にかけて、さかんにそんなことが言われました。 その頃までに、家電や自家用車といった「生活に必要なもの」は、日本中に
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第4回 もしも「なんてったってアイドル」を松田聖子が歌っていたら
■日本中が「勘違い」していた1980年代 実話をもとにバブル時代を描いた『アッコちゃんの時代』という小説があります(作者は林真理子)。若さと美貌を武器に、金持ちの男たちからふんだんに庇護とサービスを引
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第3回 小泉今日子とオリーブ少女と森ガール
■「少女」と「消費文化」 小泉今日子が、「女の子に支持される女性アイドル」として、時代を駆けていた80年代半ば、言論界では「少女」ブームが起きていました。宮迫千鶴『超少女へ』(1984)、山根一眞『変
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