第1322回 石原裕次郎似の箱入り息子 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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第1322回 石原裕次郎似の箱入り息子

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 わが家の石川ミッキー君(写真)はトイプードルの雄。毛色はレッドで、3月に10歳になりました。

 朝と夕の散歩は年中無休。その途中で、夫が散歩仲間から「この子は脚が長いなあ」と声を掛けられ、つい「石原裕次郎いいまんねん」と冗談を言ったことから、ニックネームが裕ちゃんと決定しました。

 10年前、国道筋のペットショップに立ち寄った折、生後1カ月のミッキーに目で訴えられました。その瞬間、赤い糸でつながっていると運命を感じ、わが家の一員として迎えた次第です。

 以来、わが家の物事を決める優先順位のトップは常に裕ちゃんです!

 可哀想やからという理由で、一人での留守番は皆無。ところがある日、やむにやまれぬ事情で初体験の留守番をすることに。

 帰宅してみると様子が変なので、動物病院に直行しました。ストレスで精神が不安定になったとかで精神安定剤を処方してもらって一件落着しました。

 長時間不安な気持ちで過ごしたのでしょう。きわめて気の小さい寂しがり屋であることが露呈しました。

 散歩の距離は1回およそ4キロ。後半に疲れてくると、私の脚に体当たりして、抱いてくれや?のサインを出します。仕方がないので抱いて帰ると、高い位置から周囲を眺めて満足そうです。千葉に住む息子は「箱入り息子やし過保護やで」と言いますが……。

 裕ちゃんが私のことを親と勘違いしているのではと思われる場面は、日常多々あります。夜は布団の中に入り、腕枕です。

 私ももういわゆる高齢者。裕ちゃんより先に逝くことは極力避けたい思いで、日々体のケアに留意しながら、120%の癒やしを裕ちゃんから享受する日々です。

 裕ちゃんことミッキー君、ありがとう!

[石川節子さん 京都府/80歳/無職]

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(更新 2019/4/25 )


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