第1099回 大きくなったらネズミを捕まえてね

週刊朝日
 ジュン(写真左)とラブ(同右)は、4月1日生まれの仲良し子猫姉妹です。生後1カ月半の5月15日に私が経営する店にやって来ました。
 私は岡山市の郊外で四十数年間、店を営んでいますが、ここ数年、ネズミの被害に悩まされていました。いろいろと対策もとったのですが全く効果がなく、困っていました。すると友達が、「猫を飼えばネズミがいなくなるわよ」と教えてくれました。高齢なので多少の不安がありましたが、とうとう猫を飼うことにしたのです。
 2匹はうちに来た当初から店で飼っているので、人間が大好きです。お客さんが来ると大はしゃぎで店の中を走り回ったり、高いところに上っていいところを見せたり、お客さんに撫でられて気持ちよさそうにうっとりしたりしています。
 お客さんも、たくさん写真を撮ってくださる人、おいしい猫缶をもってきてくださる人、昼寝用のカゴをくださる人などさまざまで、今ではお店もすっかり猫中心になってしまいました。
 しかし困ったことに、みんなに愛されすぎて厚かましさが増し、テーブルの上に上がりこんでちょっかいを出したりもしますが、猫好きのお客さんに許してもらっています。
 また2匹はドライブが大好きです。夕方、私が買い物に出かけようとすると、ドアのところに先回りして、ひときわ大きな声でニャアニャア鳴き、じっと私を見つめます。これには私も完敗。
 車に乗ると、2匹とも、少し開いた窓から入る自然の風を満喫しながら、変わりゆく街の景色を眺め、しばしのドライブを楽しんでいる様子です。
 いつか2匹がネズミを捕ってくれることを期待しながら、みんなで大切に可愛がっています。

(仁後登志子さん 岡山県/79歳/自営業)

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