わが家の愛犬はパピヨンのピンキー(雌、写真)です。今年の9月で3歳となります。
 転居後の新しい住居での生活も落ち着いてきたので、新しい家族を探すべく娘とホームセンターのペットショップに通いました。そこで出会ったのがピンキーです。
 生後半年もたち、誰にも相手にされずポツンという感じでした。第一印象は「小柄で貧相」。通常のパピヨンと違い小柄で、豪華な毛並みもなく、チワワみたいでした。それでも私に運命的な何かを感じさせるものがあり、一目惚れ。娘の希望はトイプードルでしたが、それを無視してその日のうちに予約しました。
 サークルにもすぐに慣れましたが、トイレを覚えるのに一苦労。半年ぐらいかかりました。いまだにトイレシートの上に上手にできるのは70%ぐらいの確率ですが、それでもサークルの外でするのがなくなっただけでもよしとしています。
 家の中では元気に走り回るピンキーですが、初めての散歩でびっくり! 前に歩けないのです。ずっとショップのケージで暮らしていたからでしょうか。
 しかしある日、娘のダッシュに引っ張られ、全速力で前に走りだしました。その光景はとても感動的でした。
 そんなピンキーの趣味は靴下集め。しかも使用済みの臭いのが好み。
 最初は洗濯物カゴから咥えてきましたが、物足りなくなったのか、今では毎晩8時ごろになると家族全員の靴下を脱がせ、 新鮮(?)なのを堪能します。残念なのは、私の靴下が一番好きみたいなこと。これってどういうことでしょう?
 靴下を咥えて首を振った時の表情が愉快で、録画してユーチューブにでもアップしようかと考えている今日このごろです。

(江間緑さん 神奈川県/44歳/自営業)

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