3年前に登場し、排尿障害の話を聞いてもらったミーです。
 早朝散歩には、相変わらず自由に出してもらえるのですが、この夏は特に暑く、なかなかその気になれませんでした。
 メタボ気味だった体のほうは、食事療法のおかげでやや細くなったような気がしています(写真)。
 排尿障害のほうは、残念ながら前よりも悪くなってきた感じです。尿がたまっておなかがふくらんでくると、歩いていてもよろけてしまい、時々アッと思う間もなくオシッコをちびることがあるんです。
「ミャッ、オカアサンごめんなさい」と声をかけると、「あらあら、忘れとってごめんね。シッシしようね」と、やさしく処置してくれます。
 そんなわけで、家の人は一日に何度も僕をゴローンと横にして、排尿の手助けをしてくれます。僕には見えないけれど、噴水みたいにオシッコが出ていると思いますよ。
 スッキリした僕は、おなかペコペコ。すぐにごはんが欲しくなっておねだりします。
 うちの中での特等席はマッサージチェアの上です。ここは静かで風も通り、一番気に入っています。前は飛び乗っていたのですが、今は自力で上がることができません。「ここに上げてちょうだいよ」と甘え声で家の人を呼び、乗せてもらうしかありません。
 一度乗ってしまえばしばらくそこで休んでいますが、そのうちに台所からいいにおいがしてくると、じっとしていられません。椅子から転げ落ちるように下りて台所へ向かいます。
 仕事をするオカアサンの足に思いっ切りスリスリしてみますが、ダイエット食しかもらえなくて残念!!
 僕も8歳になりましたが、まだまだ手助けが必要です。よろしくお願いします。

(富永登代子さん 佐賀県/68歳/無職)

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