AERA dot.

第53回 別れる理由はそれぞれでいい

文・大谷由里子

プロフィール  バックナンバー

このエントリーをはてなブックマークに追加

マンガ/上大岡トメ

マンガ/上大岡トメ

連載が本になりました!『ごきげんで生きる48の方法』

大谷由里子著/イラスト・上大岡トメ
定価:1,404円(税込)

978-4022513335

amazonamazon.co.jp

 結婚する時は、あんなに愛を誓い合ったのに、人生はいろんなことが起きる。

 愛が冷めることもあれば、新しい人を好きになることもある。

 そうなったら、別居という選択肢もある。

 その別居もさまざまな理由がある。

 20代、30代の別居と50代の別居の理由はけっこう違ったりする。

 わたしの知り合いの男性。彼は20代前半で結婚して、子どももできた。

 幸せな家庭を彼は築いていたつもりだった。

 でも、仕事が忙しくなった。

 毎日夜中に帰って、休みもぐったり。

 妻が「どこかに行こう」と言っても、「今度」とごまかしていた。

 妻が子どもを連れて実家に帰ることが増えた。

 仕事に没頭できると、あまり気にもしていなかった。

 だんだん嫁が帰ってこなくなって、なんとなく別居状態。

 そんなある日、「別れて」と、妻から言われた。

 実家に帰っているうちに、昔の彼と付き合うようになったらしい。

 このパターンで別居になるケースは、若い世代に多い。

 あるいは、30代くらいだと、子どもと母親がべったりのケース。

 受験に塾に習い事。子どもたちがそこそこ成長すると、旅行も自分の母親や子ども、子どものママ友たちで行く。

 家に帰ってもママ友たちが来ていて、夫の居場所がない。

 そのうち理由をつけて、夫が実家によく行くようになる。

 夫も嫁よりも自分の母親のほうがラク。

 なんとなく別居のような感じになる。


(更新 2016/2/24 )


バックナンバー

コラム一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

大谷由里子(おおたに・ゆりこ)

 1963年奈良県生まれ。京都ノートルダム女子大学を卒業後、吉本興業に入社。故・横山やすし氏のマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし注目を集める。2003年、研修会社の志縁塾を設立。「笑い」を取り入れた「人材育成研修」は、NHKスペシャルなど多くのメディアで話題となっている。 現在は、年間300を超える講演・研修をプロデュース中。主な著書に『仕事で大事なルールは吉本興業で学んだ』(こう書房)、『はじめて講師を頼まれたら読む本』(中経出版)など多数。