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第46回 やりたいことリストを作る

文・大谷由里子

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マンガ/上大岡トメ

マンガ/上大岡トメ

 やっぱり、自分だけのための人生じゃない。

 人の役にも立ちたい。

 そういえば、フリースクールを経営しているメンバーをいつか手伝う約束もしていた。地域の商品をPRするお手伝いもしたい。

 農作物を作ることにもトライしたかったはず。

 まだまだ、手伝うと言いながら、手伝えていないことがいっぱいある。

 もっと、大きな夢もあった。

 大学運営をしたいと思っていた。

 産学連携でやりたいことがあったはず。

 だから大学院に通うことにしたはず。

 リストを作っていたら、いろんなことを思い出してきた。

 会いたい人もいっぱいいる。

 高校の友達は、どうしているのだろう。

 大学の友人は、どうしているのか。

 昔の恋人なども気になってきた。

 20代のときには、無限にあると思っていた時間。

 50歳を過ぎると、有限をヒシヒシと感じる。

 やりたいことがいっぱい出てきても、やれるかどうか不安になる。

 それでも書き出してみる。

 やっぱり、死んでる暇ない(笑)。

 そして、思った。

 生きたい……。

 いつ死んでも、後悔しない生き方をしているつもりだった。

 毎日、毎日、精いっぱい生きているつもりだった。

 でも、まだまだやり残していることがいっぱいある。

 生きている間が「人生」。その人生を消化試合にしたくない。

 最後の最後まで、やれることをやり続けたい。


(更新 2016/1/ 5 )


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プロフィール

大谷由里子(おおたに・ゆりこ)

 1963年奈良県生まれ。京都ノートルダム女子大学を卒業後、吉本興業に入社。故・横山やすし氏のマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし注目を集める。2003年、研修会社の志縁塾を設立。「笑い」を取り入れた「人材育成研修」は、NHKスペシャルなど多くのメディアで話題となっている。 現在は、年間300を超える講演・研修をプロデュース中。主な著書に『仕事で大事なルールは吉本興業で学んだ』(こう書房)、『はじめて講師を頼まれたら読む本』(中経出版)など多数。

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