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第45回 家族だけど、あえて関わらない

文・大谷由里子

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マンガ/上大岡トメ

マンガ/上大岡トメ

 大晦日からお正月のホテルは、いろんなイベントも企画されていて、けっこう楽しいらしい。

 しかも、おせちなども出てくる。

 そんな話をいつも楽しそうにしていた。

 近頃は「そんなにええねんやったら、一緒にお正月を過ごしたい」と言う友人もいるらしい。

 すると、あるとき次男の嫁が言った。

「もう、実家に帰るのめんどくさいし、来年はお義母さんとホテルで過ごしたいなあ」

 そんなもんかもしれない。

 ごきげんにしていると、かえって人が寄ってくるのかも。

 母は、「安くないよ」と、切り返している。

 でも、

「もし、弟たちの家族も行くなら、わたしがお金出してやらないとあかんよなあ」

 とお金を貯めている(笑)。

「嫁が正月には、実家に帰ってしまう」

 とイライラしている人も何人も知っている。

 そんなところでイライラしてもしかたない。

「身内だからこそほどよい距離感が大事」と思って、自分は自分で楽しめることをしていればいい。

 それが適切な人間関係を生む。

 もちろん、言いたいことがあれば、言うことも大事。

 言いたいこと言って、でも、気をつかい合って、家族になっていく。

 めんどくさいこともいっぱいあるかもしれないけれど、笑顔もそこにはいっぱいある。


(更新 2015/12/29 )


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プロフィール

大谷由里子(おおたに・ゆりこ)

 1963年奈良県生まれ。京都ノートルダム女子大学を卒業後、吉本興業に入社。故・横山やすし氏のマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし注目を集める。2003年、研修会社の志縁塾を設立。「笑い」を取り入れた「人材育成研修」は、NHKスペシャルなど多くのメディアで話題となっている。 現在は、年間300を超える講演・研修をプロデュース中。主な著書に『仕事で大事なルールは吉本興業で学んだ』(こう書房)、『はじめて講師を頼まれたら読む本』(中経出版)など多数。

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