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第18回 “遊び”を大切にする

文・大谷由里子

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マンガ/上大岡トメ

マンガ/上大岡トメ

 かつて、タレントの所ジョージさんがこんなことを言っていた。

「お金がないから遊べないんじゃなくて、遊ぼうとしないから遊べないんだ」

 わたし、けっこうこの言葉大好きです。

 たしかに「遊ぶ」って、パワーがいる。時間を作らなければならない。

 お金も作らなければならないかもしれない。

 他人と遊ぶなら、気も使わなければならないこともある。

 でも、「遊び」は、心を豊かにしてくれるとわたしは、信じている。

 だって、「遊ぶ」ことによって、今まで自分が知らなかった世界を発見できるかもしれない。

 自分が知らない価値観を知ることもできる。

 何より、楽しい。

 また、「遊び」を通して動物は、能力を高めるという説もある。

 実際に、子どもの頃は、遊びを通して、学ぶことや気づくこともたくさんあった。

 また、「遊び」を通して集団で行動することも覚えた。

 子どもの頃は、ごきげんに遊んでいるだけで褒められた。

 おとなになったら、ごきげんに遊んでいたら、「何を遊んでいるんだ」と、怒られたりするけれど。

「遊び」は、人によっても違う。

 たとえば、ゴルフが遊びな人もいれば、仕事やスポーツの人もいる。

 お酒を飲むのが遊びな人もいれば、仕事の人もいる。

 わたしなりにおとなになってからの「遊び」を定義してみた。

 どうでもいいこと。

 別にやってもやらなくてもいいこと。

 ただし、それをやっていると、モチベーションが上がったり、楽しくてごきげんになれること。

 また、それを通して、人間関係が広がったり、知識が増えるもの。

 こう考えると、わたしにとって、「旅行」も「友達との食事」も「温泉」も、漫画を読むのもゲームをするのも「遊び」。

 でも、遊べる自分がいることが幸せかもしれない。

 いっぱい「遊び」を知っていることが財産かもしれない。

 そして、遊ぶ目標があるからモチベーションが上がる。

 こんなことを考えていたら、ふと、ある女性社長のことを思い出した。


(更新 2015/6/16 )


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プロフィール

大谷由里子(おおたに・ゆりこ)

 1963年奈良県生まれ。京都ノートルダム女子大学を卒業後、吉本興業に入社。故・横山やすし氏のマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし注目を集める。2003年、研修会社の志縁塾を設立。「笑い」を取り入れた「人材育成研修」は、NHKスペシャルなど多くのメディアで話題となっている。 現在は、年間300を超える講演・研修をプロデュース中。主な著書に『仕事で大事なルールは吉本興業で学んだ』(こう書房)、『はじめて講師を頼まれたら読む本』(中経出版)など多数。

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