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第5回 居心地のいい場所を見つけよう

文・大谷由里子

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マンガ/上大岡トメ

マンガ/上大岡トメ

「居心地の良い場所」は、自分のモチベーションを上げてくれる。心のエネルギーを与えてくれる。

 もし、あなたが車なら、「居心地の良い場所」は、ガソリンスタンド。オイル交換をしてくれたり、汚れを洗ってくれたり、エネルギーをくれたりする場所。

 ただし、町のガソリンスタンドとの違いは、人は、自分のためのガソリンスタンドを自分で作らなければならないこと。

 人によって、ガソリンの種類も違う。それどころか、自分に合ったガソリンがなかなか分からないこともある。

 そして、ガソリンそのものが変化するときもある。

 たとえば結婚。

 恋愛中は、2人でいる時が最高に「居心地の良い場所」であったはずなのに、結婚して、時間が経つとともに、意見が違ってきて「居心地の良くない場所」になることがある。

 わたしの場合、まさにそうだった。

 恋愛中は、専業主婦を希望した彼に対して、専業主婦で彼の帰りを待つことが「居心地の良い場所」だと思い込んでいた。

「あなたの帰りを待つね」などと言っておきながら、1年も経つと、専業主婦が「居心地の良い場所」どころか、苦痛になった。

 そして、企画会社を起業。いつのまにか、職場が自分にとって、「居心地の良い場所」になった。

 それどころか、結婚生活に終止符まで打ってしまった。その時は、

「仕事さえあったら、他はそんなに求めない」

 そう思っていた。

 そして、毎日、楽しく仕事をしていた。

 そのくせ、仕事ばっかりしていると寂しくなって、またまた恋愛、結婚。

「やっぱり、温かい家庭っていいな」

 そう思っていた。家庭的な生活は、再び私をごきげんにしてくれた。


(更新 2015/3/10 )


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プロフィール

大谷由里子(おおたに・ゆりこ)

 1963年奈良県生まれ。京都ノートルダム女子大学を卒業後、吉本興業に入社。故・横山やすし氏のマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし注目を集める。2003年、研修会社の志縁塾を設立。「笑い」を取り入れた「人材育成研修」は、NHKスペシャルなど多くのメディアで話題となっている。 現在は、年間300を超える講演・研修をプロデュース中。主な著書に『仕事で大事なルールは吉本興業で学んだ』(こう書房)、『はじめて講師を頼まれたら読む本』(中経出版)など多数。

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