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阿佐ヶ谷スパイダースの『アンチクロックワイズ・ワンダーランド』を観てきました。
作・演出の長塚圭史くんは、一年間、文化庁の新進芸術家海外留学制度でイギリスに留学していました。今回の公演が帰国第一作になります。
彼の作品は、わりと連続して観ているはずです。
『ラストショー』や『悪魔の唄』は、好きな作品でした。
ただ、この何作かは、少し方向性を模索しているのかなと感じました。
若手の中では物語性の強い作品を書くタイプだと思っていたのですが、渡英前の『失われた時間を求めて』は、それまでとガラリと作風を変えた不条理劇だったのです。
だから、このタイミングで日本を離れて海外に行くのは、ちょうどいいのではないかと思っていました。
一年間、イギリスで演劇のことだけを勉強するのは、自分自身の見直しにも、気分転換にもなるだろう。
戻ってきてどんな芝居を見せてくれるのか、楽しみでした。
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