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『蛮幽鬼(ばんゆうき)』、無事に初日を終えました。
新作の初日はいつも緊張するのですが、今回は特に自分としては新しい試みの脚本だったので、お客さんにどうとらえられるか不安な部分がありました。
芝居が終わり、照明が落ち、客席を暗闇が包んだそのあと客席に響いた拍手の音の厚さに、ようやく安心しました。
面白いもので、拍手の音でその芝居がいけているかどうか、大体わかるのですね。気持ちが伝わるのでしょうか。
カーテンコールでは自然発生的なスタンディングオベーションになりました。
知り合いの感想も上々で、どうやら新しい一歩は踏み出せたかなと思えました。
芝居の初日の緊張と興奮は独特です。これがあるからやめられないのかもしれない。初日乾杯のあと、いのうえ達と少し飲んだ帰りのタクシーで、酔いをさましながら、まだ胸の奥がざわついているのを感じていました。
今回も、と言えばいいのか、いい役者、スタッフとお客さん達に支えられて、『蛮幽鬼』、いいスタートが切れたことに感謝します。
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