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劇団☆新感線夏興行 「五右衛門ロック」スタート

文・中島かずき

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いよいよ、劇団☆新感線の夏興行『五右衛門ロック』が始まりました。

今回は、新宿コマ劇場最後の夏にふさわしい大きな祭りにしたいということで、公演前に、新宿駅に大きなポスターを出したり、新宿コマ劇場前の通りに旗がズラリと並んでいたりと、新宿歌舞伎町界隈そのものを『五右衛門ロック』に染めようと宣伝の方もかなり頑張っています。

コマ劇場の大壁面に次回公演、いわばコマ劇場の顔と言ってもいい北島三郎公演の上にドカンと『五右衛門ロック』の大看板が並んでいるのを見ると、一気にテンションが上がりますね。新感線が初めて東京に出てきた頃言ってた「サブちゃんと一緒に俺達の公演の看板が並んだらおもしれえなあ」という冗談が、実現してしまったのですから。

昨日がプレビュー公演だったのですが、ほんとにぎっしりのお客さんで、有り難い限りです。

今回は生バンドを入れての公演。プレビューだけに、最初はキャストスタッフ全員、手探り状態で進行していったのですが、2幕に入ってからの新感線らしい力業の展開にお客さんもノッてきて、終わった時には、2000人のスタンディングオベーションでした。

正直驚きました。

プレビューでここまで盛り上がってくれるとは思ってなかったので。嬉しい誤算です。

なんとか終幕までたどりついたキャストとバンドのメンバーにとっても最高の贈り物だったのではないでしょうか。

歌って踊って戦って締めるところは締める。新感線の集大成のようだったという感想もいただいて、どうやら夏祭りらしい芝居になったなと胸をなでおろしました。

もちろんここがスタート。何回も公演を重ねていくうちに練り上げられていくものもあるでしょう。この号が発売される頃はまた進化した作品になっているはずです。

当日券も用意してますので、よければ劇場に足をお運び下さい。







(更新 2008/7/21 )


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プロフィール

中島 かずき(なかしま・かずき)

 劇作家、脚本家。福岡県出身。1985年より劇団☆新感線の座付き作家に。「阿修羅城の瞳」「髑髏城の七人」などの物語性を重視したエンターテイメント時代活劇"いのうえ歌舞伎"を多く生み出す。「アテルイ」で第47回岸田國士戯曲賞受賞。コミック原作や、アニメ「天元突破グレンラガン」(07、09)脚本・シリーズ構成、「仮面ライダーフォーゼ」(11)メイン脚本など幅広く活躍。脚本を手がけた「真田十勇士」(演出:宮田慶子、主演:上川隆也)が8月から上演される

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