中島かずき[電人N]

新しい作品のスタートでお別れです

新しい作品のスタートでお別れです

 ようやく、アニメ『キルラキル』の製作が発表になりました。『天元突破グレンラガン』の劇場版が終了し、今石洋之監督と新しい作品を作ろうと話し始めてから、もう3年以上たつと思います。 最初は、どうしても『

5/30

  • ウルトラのハンバーグはマックの味がした

    ウルトラのハンバーグはマックの味がした

     小田急が地下になってから、なんとなく下北沢にいくのがおっくうになっています。 地下のホームから地上改札までの距離が長くて降車する気がしないんですね。 いくつか好きな喫茶店があり、地下化する前は、わざ

    5/23

  • 原恵一監督初の実写映画は、心をゆさぶる木下惠介監督の物語

    原恵一監督初の実写映画は、心をゆさぶる木下惠介監督の物語

     原恵一さんと初めて会ったのは、2001年の初夏、劇団☆新感線パンフレットでの対談でした。 当時、原さんは、シンエイ動画で映画とテレビどちらもあわせて、アニメ『クレヨンしんちゃん』の監督をされていまし

    5/16

  • テレビドラマ版『同棲時代』、幻の録画テープ発見秘話

    テレビドラマ版『同棲時代』、幻の録画テープ発見秘話

    『同棲時代』という作品をご存じでしょうか。 70年代、「同棲」という言葉をはやらせたほど人気があった上村一夫氏の劇画です。 当時はまだ結婚前の男女が一緒に暮らすことに、世間的な抵抗が大きかった。その分

    5/9

  • 『ザ・流行作家』の凄絶な生き様

    『ザ・流行作家』の凄絶な生き様

     僕が小学生のころは、まだ貸本屋がありました。1日10円で雑誌が借りられた。僕も少年漫画誌はそこで借りていました。最初は「少年」や「ぼくら」などの月刊少年誌。そのうち「少年マガジン」や「少年サンデー」

    4/25

  • ミステリー作家・殊能将之氏の訃報に思う

    ミステリー作家・殊能将之氏の訃報に思う

    「論理のアクロバット」が好きです。 今まで見ていた世界が、ラストでグルリと見え方が変わるような感覚を与えられるロジックの綱渡り。 その感覚が欲しくてミステリを読んでいます。  たとえばフレドリック・ブ

    4/18

  • 『宇宙戦艦ヤマト2199』に見た

    『宇宙戦艦ヤマト2199』に見た"ヤマト"魂

    『宇宙戦艦ヤマト2199』のテレビ放送が始まりました。 この作品は、まず劇場で先行公開し、映像ソフトを発売した上で、最後にテレビ放送があるという、かなり変則的な展開のプロジェクトです。 これも『ヤマト

    4/12

この人と一緒に考える

  • 客席を巻き込む熱量に溢れたタランティーノ最新作『ジャンゴ』

    客席を巻き込む熱量に溢れたタランティーノ最新作『ジャンゴ』

     クエンティン・タランティーノ監督の『ジャンゴ ―繋がれざる者―』を見ました。 今回はタランティーノ流マカロニ・ウエスタンです。 僕も、小学生の頃にマカロニ・ウエスタンが大ブームだった世代。テレビでジ

    4/4

  • 新しい下北沢駅に行ってみました

    新しい下北沢駅に行ってみました

     小田急線の下北沢駅が3月23日から地下になりました。 渋谷駅の東横線と副都心線の相互乗り入れによる地下化がニュースになっていましたが、こちらも渋谷ほどの主要駅ではないとは言え、井の頭線との乗り換えも

    3/28

  • お茶の間に「日曜洋画劇場」があった時代

    お茶の間に「日曜洋画劇場」があった時代

    「日曜洋画劇場」が、4月からなくなるんですね。 正確には毎週のレギュラーではなくなり、バラエティなどもやる枠になり、映画を流すときだけは「日曜洋画劇場」の名前を残すということらしいですから、完全になく

    3/21

  • 巻き上がる砂嵐につのる不安

    巻き上がる砂嵐につのる不安

     先週の日曜、いつものように喫茶店で仕事をしようと家を出ると、空の様子が違う。 北の方が妙に茶色い。「あ、黄砂だ。それもかなりひどい」そう思いました。 生まれ育った福岡は、大陸に近いこともあり、春はよ

    3/14

  • 五右衛門ロックシリーズ、最後の日に思うこと

    五右衛門ロックシリーズ、最後の日に思うこと

    『ZIPANG PUNK ー五右衛門ロックⅢー』全69公演が終了しました。  いつも初日にいのうえが言うことですが、けがや病気などで一人の脱落者も出すことなく、千秋楽まで同じメンバーでやり続けることが

    3/7

  • 作品が完結した後に、作り手が伝えられること

    作品が完結した後に、作り手が伝えられること

    『ZIPANG PUNK -五右衛門ロックⅢ-』もいよいよ大千秋楽となりました。 今、新幹線の中でこれを書いています。 明日の大千秋楽に立ち会うために、大阪に向かっているのです。 東京のスタートが1

    2/28

この話題を考える

  • まるで「劇団グレンラガン」!? 大笑いのドラマCD収録

    まるで「劇団グレンラガン」!? 大笑いのドラマCD収録

     2007年にテレビ放映されたアニメ『天元突破グレンラガン』のブルーレイBOXが、6月に発売されます。 僕が初めて本格的にシリーズ構成・脚本として参加した作品です。発売が告知されてすぐ、Amazonの

    2/22

  • 染五郎さんが舞台に帰ってきた

    染五郎さんが舞台に帰ってきた

     日生劇場の二月大歌舞伎を観に行ってきました。 ケガで休んでいた市川染五郎さんの復帰公演です。 日生劇場で染五郎さんと言えば、2004年の『髑髏城の七人ーアオドクロー』がこの劇場でした。 台風に襲われ

    2/14

  • 『五右衛門』の名場面誕生は『グレンラガン』のおかげ!?

    『ZIPANG PUNK ー五右衛門ロックⅢー』、大阪公演が始まりました。 いろいろと気になったことを修正したりカットしたりして、東京公演初日よりは15分ほど短かくしました。 上演時間は、だいたい3

    2/8

  • 笑顔で迎えた『ZIPANG PUNK』東京公演千秋楽

    『ZIPANG PUNK ー五右衛門ロックⅢー』東京公演が無事に終了しました。 千秋楽はとてもいい天気で、シアターオーブのロビーからは真っ白に雪化粧した富士山がくっきりと見えました。 公演が終わってか

    1/31

  • 日本一のお祭り騒ぎはまだまだ続く

     はやいもので『ZIPANG PUNK ー五右衛門ロックⅢー』の東京公演も、あとわずかとなりました。 去年の12月19日に始まったので、東京だけでも40日近くある長い公演ですが、今までの経験上「始まる

    1/24

  • 大雪の成人の日に

    大雪の成人の日に

     成人の日、東京では驚くほどの雪が降りました。 朝はまだみぞれだったのですが、10時頃には雪が積もり始め、あっという間に一面、銀世界に。 上京してきてもう35年になりますが、東京で昼間のうちにこんなに

    1/17

1 2 3 4 5

カテゴリから探す