【Vol.02】中医学の知恵で元気に長寿を目指すために身近な薬局・薬店に相談を |AERA dot. (アエラドット)

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感染予防や健康意識が高まる中、中医学の「未病先防(みびょうせんぼう)」という考え方に注目が集まっている。
未病先防とは何か、健康長寿との関係は?イスクラ産業の陳志清社長と日本中医薬研究会の乾康彦会長に聞いた。

【Vol.02】中医学の知恵で元気に長寿を目指すために身近な薬局・薬店に相談を


病気ではないが
健康でもない「未病」

── まず、中医学や未病先防について教えてください。

陳:中医学はおよそ4000年以上の歴史を持つ中国伝統医学のことで、いわゆる中国漢方です。

乾:その中医学で特徴的なのが「未病先防」という考え方です。未病とは「病気ではないが健康ともいえない状態」、つまり病気と健康の間のことです。例えば肩こり、疲れやすい、眠れない、冷える、イライラするといった不調のこと。未病先防は、病気になる前に生活習慣の改善や漢方薬などで対応し、病気にかかりにくい体質をつくることです。

──近年、筋力など心身の活力が低下した状態を指す「フレイル」という言葉をよく聞くようになりました。中医学ではどのように考えますか。

乾:フレイルは加齢とともに誰にでも現れる可能性がある症状で、「未病先防」が大切です。中医学では、加齢は五臓のひとつの「腎(じん)」の衰えに伴うものととらえており、食事や漢方薬などで腎の機能を高める「補腎(ほじん)」が対策のひとつになると考えています。年をとってからではなく若いうちから気をつけたいですね。

──健康長寿のためには漢方薬局・薬店が役立ちます──
日本中医薬研究会 会長 乾 康彦 さん

いぬい・やすひこ/1978年、慶應義塾大学理学部卒業。81年、(株)イヌイ入社。97年に同代表取締役社長。2006年、国際中医専門員として薬局店頭で漢方相談を始める。中医学の普及のため、SNSや書籍などで有益な情報を発信している

セルフメディケーションで
生活習慣の見直しを

──健康を守るために、具体的にできることは?

陳:中医学では、自律神経など体のバランスを崩すと気血(エネルギー・血液・栄養)の流れが悪くなり、不調に結びつくと考えられています。未病先防の手段として、自分の健康を自ら守る「セルフメディケーション」が必要ではないかと思います。

乾:セルフメディケーションのために、まず食事・運動・睡眠を見直すことから始めるとよいでしょう。食事は栄養バランスのよいメニューを心がけ、ビタミンやミネラル摂取も意識してください。血液サラサラ効果の高い、イワシやアジなどの青魚、タマネギ、青ジソなどの野菜もおすすめです。

──運動はいかがでしょうか。

陳:現代人は、頭ばかりを使って体を動かす機会が少ない気がします。ウォーキングやストレッチ、健康体操などの適度な運動は、血行を促進し血流を改善させます。新陳代謝も活発になり、体の抵抗力も高まるでしょう。自律神経を整えるのにも効果的です。

乾:食事や運動はもちろんですが、生活習慣の中では、睡眠が一番重要だと感じます。

陳:そうですね。ストレスなどで交感神経が亢進すると、睡眠障害を引き起こしやすくなります。睡眠の質が悪い場合、自律神経のバランスを崩す原因に。翌朝に疲れも残ります。6~7時間は睡眠をとり、夜更かしを控えてほしいものです。就寝の3時間前に夕食を終えるようにすると食べ物が消化されるので、睡眠に影響が出ることなくスムーズに眠れます。

乾:睡眠には、香りを活用してリラックスするのもおすすめです。フルーティーなお茶、天然素材の入浴剤、アロマオイルなど、好きな香りは脳に直接作用し、癒やしを与えてくれます。心地よい睡眠へと導いてくれるでしょう。

──セルフメディケーションでは自分の体質を知ることが大切──
イスクラ産業株式会社 代表取締役社長 陳 志清 さん

ちん・しせい/1984年、南京中医薬大学卒業。87年、陝西中医薬大学大学院修了。93年に来日。02年、広島大学大学院で薬学博士号取得。日本中医薬研究会専任講師。日本不妊カウンセリング学会理事。不妊カウンセラー

漢方のエキスパートとともに
健康づくりを

──漢方薬を取り入れる際、気をつけることは?

陳:中医学は、オーダーメイド医療といえます。症状は同じでも、一人ひとり体質が違えば、適した漢方薬も違います。セルフメディケーションでは、自分の体質を知ることも大切です。生活習慣の見直しをはかったうえで、体質に合わせた漢方薬を使うと効果が高まります。詳しいことは、漢方のエキスパートにご相談ください。

──日本中医薬研究会の薬局・薬店の取り組みを教えてください。

乾:漢方相談ができるエキスパートによる、対面相談を基本としています。ただ漢方薬を販売するだけではありません。顔色や舌の色などの情報を参考にし、病歴などを伺ってカウンセリングをしながら、根本的な不調の原因を探ります。生活習慣のアドバイスも行い、中医学によるセルフメディケーションのサポートをしています。

 悩みを聞いてもらうだけでも、「吐き出せてよかった」という方がたくさんいます。心の負担を軽くするお手伝いができるのも、私たち薬局・薬店の強みです。

陳:中医学の知識を生かせば、自分の努力で健康長寿を目指すことができます。病気になる前に対策をして、誰もが充実した生活につなげられるといいですね。

乾:現在、平均寿命と健康寿命には10年前後の差があります(※)。

 その差をできるだけ縮めるキーワードが、未病先防です。中医学や漢方薬は健康長寿のお手伝いができるので、多くの方に薬局・薬店へ足を運んでほしいと思います。

※ 出典:厚生労働省「健康寿命の令和元年値について」

文 / 内藤 綾子 撮影 / 簗田 郁子 デザイン / 舗伊 朝太郎
制作 / 朝日新聞出版メディアプロデュース部ブランドスタジオ 企画 / AERA dot. AD セクション

問い合わせ先:イスクラ産業株式会社

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