【Vol.2】映画監督 石井裕也「『映画を見る』という特別感を味わうことのできるテレビ」 |AERA dot. (アエラドット)

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大迫力のスクリーンと心に轟(とどろ)く音響が、見る者の心をしっかりと捉え、深く引き込んでいく映画ならではの世界。テレビはどう応えてくれるのだろう。作品を次々に創り出す、映画監督の石井裕也氏にBRAVIA XRの液晶モデル、XRJ-75X95Jで作品を見て実感したその魅力をお聞きした。

【Vol.2】映画監督 石井裕也「『映画を見る』という特別感を味わうことのできるテレビ」


今だからこそ、の思いを詰め込んだ
最新作「茜色に焼かれる」

 数々の映像作品を送り出してきた映画監督が、一時は映画づくりをしばらく休もうとさえ思った2020年。悩み抜いた結果、今だからこその思いを詰め込んで、監督・脚本・編集を手がけた最新作「茜色に焼かれる」が2021年5月に公開を迎えた。

「今まで信じていた価値観が揺らぎました。何がよくて、何が悪いのかということすら、曖昧になってしまったのです。そんな状況で、どうやっても『生きる』ということ、なぜ生きているんだという、どうしようもない、あきれるほど眠たい、ふだん考えることのないテーマに立ち返るしかなかったのです。昨年から今年にかけて、この状況の中で撮るべきものって何だろうと、ずっと自分に問いかけ続けていました。1年くらい休もうかな、という思いもありました。そんなときに、たまたま思いついてしまったのが母親をテーマにした話です。今だからこそ、やってみたいなと強く思いました。生きるとは何かを改めて考えながら、どうしても大切にしなければいけないものって何だろうと突き詰めていきました。行き着いたのは、本当に手あかがつきまくった表現ですが、『愛と希望』だったのです。ふだんは、口にしたくもない言葉ですが、『それしかないよな』と、思い切って臨みました」

期待を大きく上回るBRAVIA XRの音の迫力に驚き
作品で伝えたかった色を忠実に再現

 石井監督の最新作の映像を映し出したBRAVIA XR。作品に込められた思いは、テレビの映像と音声を通じてどのように表現されただろうか。

「これまでたくさんの作品をつくってきて、映像はもちろん大切ですが、それよりも重要なのは音だと思って、表現にこだわり続けています。BRAVIA XRを体験して、特に驚いたのは音の迫力。中間域の音がすばらしい迫力ですね。テレビ単体でここまでの音を聞けたのは初めての経験です。とくに効果音やベース音のような音が聞こえてくることで、映画は立体的に見えてくるのです。

 それに加え、BRAVIA XRは画面の中心から見る側にダイレクトに聞こえてくる印象を受けました。繊細なセリフのニュアンスも画面の真ん中からきちんと伝わってきます。音の定位感がしっかりしていますね。

 映像をじっくり見ていくと、動きがとても滑らかですし、色の再現性も高いですね。特に暗部がすごいと感じました。普段から見えない部分に気を使って撮っています。つくり手側が考えた黒の表現が、しっかりと伝わるように映し出されるのはうれしいですね。今回はタイトルに『茜色』とあるように、赤系の色にこだわりましたし、その赤を引き立たせるための青にも気を使いました。BRAVIA XRで見ると、赤みがかった空のグラデーションやコントラストは、かなり忠実に再現できていると思います。

 映画を見るのなら『シネマ』モード。これだけでギラつきを抑えた落ち着きが生まれます。『カスタム』は、ふだん編集で使っているマスターモニターの画質にかなり近い印象です。映像に込めた色表現の思いを忠実に再現してくれるようです。そういえば、僕らが映画の撮影時に撮った映像の確認用に使っているマスターモニターも、ほかのを見かけないほどソニー製品が多いですね。BRAVIA XRもまったく違和感なく、映像にのめり込んで見ていられます」

画面を指さしながら映像の再現性の高さを話す石井裕也監督。また、BRAVIA XRのサウンドシステムなら役者のセリフが本当によく聞こえると音質のよさに感動していた

BRAVIA XRならではの没入感が
映画を見ることの特別感を演出する

BRAVIA XRで映画を見るということは、石井監督にとってどんな位置づけになるのだろうか。

「映画や配信されているドラマを見るときには、あらたまりたいという気持ちがあります。何かしらの特別感を出したいのです。映画を見るときには、電車に乗って、誰かと待ち合わせをして、無駄に時間を使って映画館に行きます。そこで暗闇に閉じ込められる。それが特別感なのです。だからこそ、記憶に残る、鑑賞体験が得られるのです。日常の連続で見ていると、同じ作品を見ても記憶に残りにくいと思うのです。BRAVIA XRで見るという特別感を味わってほしいと思います。特別なことをしてみると、作品はもっとおもしろく見られますよ。つくり手の立場からいうと、やはり映画は大きな画面で見てほしいのです。傲慢なエゴかもしれませんが、ぜひ大画面のBRAVIA XRならではの没入感を感じてほしいですね。今は映画館だけでなく、配信サービスなどを利用して家庭の視聴環境で見ることも当然だと想定してつくっています。僕の作品をBRAVIA XRで見てもらえるのなら、とてもうれしいです」

 今だからこそ、の思いで作品に注ぎ込まれたつくり手からのメッセージ。映像にはその思いを伝える大切な役割があるのだという。

「大前提として、生きづらいというのがあるのです。だから、どうこれから生きていくか、というのは自分の中で映画づくりの大きなテーマになっていて、今回の映画にも通じるところです。こんな時代だからこそ、きれいごとは許されません。『生きる』ことの大切さをより強烈に感じさせられました。大丈夫なふりをしていますけれど、今、この時代を生きていくことはしんどいですから、皆さんやはりきついと思うのです。この映画の主人公も同じように、大丈夫じゃないのに平気なふりをして演じているのです。だから、まさに、今つくるべき映画ができたと思います。ぜひその力強い生きざまを見ていただきたいと思います」

石井裕也 いしい・ゆうや

1983年生まれ、埼玉県出身。映画監督。代表作に「川の底からこんにちは」(モントリオール・ファンタジア映画祭 最優秀作品賞、ブルーリボン賞 監督賞)、「舟を編む」(第37回日本アカデミー賞 最優秀作品賞、最優秀監督賞)、「ぼくたちの家族」「バンクーバーの朝日」など。監督・脚本・編集を手がけた最新作「茜色に焼かれる」が5月21日(金)公開。

今回登場したBRAVIA XRを体験した、映画・ゲーム・音楽、各分野のインフルエンサーのコメントをあつめた特設サイトがオープン! ぜひチェックしてみよう。
https://www.sony.jp/bravia/jikkan/

文/石川悦郎 撮影/岸本 絢 企画・制作/Blackbox Promote

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