カンザキイオリがKAMITSUBAKI STUDIOを卒業、約2年ぶりとなるワンマンライブ開催
カンザキイオリがKAMITSUBAKI STUDIOを卒業、約2年ぶりとなるワンマンライブ開催

 カンザキイオリが、5月1日にLIQUIDROOM(東京・恵比寿)で、約2年ぶりとなる2ndワンマンライブ【別れなど、少年少女に恐れなし】を開催した。

 本公演は、カンザキイオリのTHINKR及びKAMITSUBAKI STUDIOからの旅立ちと出発の意味を込めて開催。単独では初の有観客によるライブを見るために多くのオーディエンスが集まり、会場は大きな熱気に包まれた。

 カンザキ自身による短編小説朗読からスタートし、春夏秋冬をテーマに区切られた構成では、代表曲「命に嫌われている」「あの夏が飽和する」を始め、人気ボカロ曲のセルフボーカルでの初披露や、バーチャルシンガー花譜へ提供した楽曲など、全17曲を熱唱。ライブの中で朗読された老婆を主人公とした短編小説にはこのライブでカンザキが1番伝えたかった“年
齢など関係なく、門出を迎え新たに歩き出す人は皆、少年少女のように輝いている。”という想いが込められてる。小説家としても活躍しているカンザキイオリならではの音楽と小説を並行する展開は、まさにKAMITSUBAKI STUDIOと共に歩んだ5年間の集大成とも言えるライブとなった。

 そして、このライブのテーマでもある新曲「少年少女」がラストに披露された。この楽曲が収録されたEP『少年少女』は、自身の新レーベル「IKIRU SHELF」よりBOOTHで受注受付が開始されている。

 なお、本公演は5月7日までstreaming+でアーカイブ配信中だ。

Photo by 小林弘輔

◎公演情報
【別れなど、少年少女に恐れなし】
2023年5月1日(月)
東京・LIQUIDROOM
アーカイブ配信:5月7日(日)まで
<セットリスト>
<春>
M1:願い歌
M2:命に嫌われている
M3:結局死ぬってなんなんだ
<夏>
M4:あの夏が飽和するメドレー
M5:爆弾
M6:花女
<秋>
M7:君の神様になりたい
M8:アダルトチルドレン
M9:過去を喰らう
<冬>
M10:ハグ
M11:ダイヤモンド
M12:なぜ
=アンコール=
M13:狂感覚
M14:不器用な男
M15:告白
M16:少年少女 ※新曲
M17:青い号哭

◎リリース情報
EP『少年少女』
<スペシャルパッケージ盤>
5,000円(tax out)
※BOOTH 限定販売
※7月上旬発送予定