ビリー・ジョエル&スティーヴィー・ニックス、ジョイント・ツアー初日にデュエットを披露
ビリー・ジョエル&スティーヴィー・ニックス、ジョイント・ツアー初日にデュエットを披露

 現地時間2023年3月10日から合同のスタジアム・ツアーをスタートしたビリー・ジョエルとスティーヴィー・ニックスだが、早速ツアー初日の米LAのSoFiスタジアム公演からコラボを披露した。

 まず、スティーヴィーのステージ中に、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でヒットを記録した「Stop Draggin’ My Heart Around」における故トム・ペティのパートをビリーが担当した。その後、ビリーのステージではスティーヴィーが、バラード「And So It Goes」にゲスト参加した。

 【Two Icons - One Night Only】と名付けられた今回のツアーでは、スティーヴィーが「Fall From Grace」を10年以上ぶりに披露したと米ローリング・ストーンが伝えている。そしてスティーヴィーによるフリートウッド・マックの「Sara」の2008年以来となるソロ・パフォーマンスも行われた。

 また、スティーヴィーは2022年11月に急逝したフリートウッド・マックのメンバー、クリスティン・マクヴィーへの想いを込め、同バンドの「Landslide」をエモーショナルに歌唱した。目に涙を浮かべたスティーヴィーは「まだ彼女がここにいると思うしかない。それくらいしかできない」と観客に語りかけた。

 ビリーとスティーヴィーの合同ツアーは4月8日にアーリントン、5月19日にナッシュビル、6月16日にフィラデルフィア、8月5日にコロンブス、8月19日にカンザス・シティ、9月23日にフォックスボロ、10月7日にボルチモア、そして11月10日にミネアポリスへと進んでいく。