テイラー・スウィフト「レッド」の歌詞をオースティン・バトラーが情感たっぷりに朗読
テイラー・スウィフト「レッド」の歌詞をオースティン・バトラーが情感たっぷりに朗読

 オースティン・バトラーが、俳優が人気曲の歌詞を朗読する米W Magazineの“Lyrical Improv”(歌詞即興)コーナーに出演した。彼に与えられた課題曲はテイラー・スウィフトの2012年のヒット曲「レッド」で、独特な低音ボイスと絶妙な間で、元々エモーショナルな歌詞で描かれている失恋の物語をさらに味わい深いものにした。

 彼はこの楽曲のコーラスを、「彼をなくしたのはブルー、これまでにないような/彼に会いたい気持ちはダーク・グレー、ひとりぼっち/彼を忘れるのは会ったことがない人を知ろうとするような感じ/でも彼を愛するのはレッド」と情感を込めて読み上げた。朗読を終えると彼は笑いながら、「これで大丈夫でした?」と、感動して思わず声を上げている女性スタッフに確認している。

 2021年にリリースされたテイラーのアルバム『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』は、605,000アルバム換算ユニットを記録し米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得した。収録されている「オール・トゥー・ウェル(テン・ミニット・ヴァージョン)」は同ソング・チャート“Hot 100”で首位に躍り出た。この楽曲と、ミュージック・ビデオとして公開されたショート・フィルムは、2023年の【グラミー賞】で<年間最優秀楽曲>にノミネートされ、<最優秀ミュージック・ビデオ>を受賞した。