バッド・バニー、「Soy Peor」MV再生回数が自身10作目となる10億回を突破
バッド・バニー、「Soy Peor」MV再生回数が自身10作目となる10億回を突破

 バッド・バニーによる2016年のトラップ・アンセム「Soy Peor」のミュージック・ビデオのYouTube再生回数が10億回を突破した。同楽曲は米ビルボードのホット・ラテン・ソング・チャート“Hot Latin Songs”で最高19位を記録した、彼のキャリアの火付け役にもなったセルフ・プロデュースの楽曲となっている。

 バッド・バニーが、リード・アーティスト、フィーチャリング・アーティスト、コラボレーターとして発表した公式MVのうち、10億再生を記録したのは今作で10本目だ。彼は、YouTubeのトップ・ソングス・チャートに「Ojitos Lindos」(25位)、「Titi Me Pregunto」(4位)、アルカンヘルとのコラボ曲「La Jumpa」(81位)を送り込んでいる。他にもU.S.トップ・アーティストで2位、グローバル・トップ・アーティストで5位を記録している。

 「Soy Peor」のリリース以降、彼は『YHLQMDLG』、『Las Que No Iban a Salir』、『El Ultimo Tour del Mund』と『Un Verano Sin Ti』というアルバムで次々と成功をおさめてきた。そのうちの後者2作は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で1位を記録している。全編スペイン語のアルバムで2度も同チャートのトップに君臨したのはバッド・バニーが初となる。

 最近では『Un Verano Sin Ti』が、<IFPIグローバル・アルバム賞>を受賞した。ラテン系のアーティストがIFPIの賞を受賞するのはバッド・バニーが初とのことだ。同作は“Billboard 200”で計13週に渡って1位を記録し、【グラミー賞】の<最優秀アルバム賞>にノミネートされた初のスペイン語作品となった。