【第65回グラミー賞】過去3年間で最高の全米視聴率を記録
【第65回グラミー賞】過去3年間で最高の全米視聴率を記録

 現地時間2023年2月5日に開催された【第65回グラミー賞】が、全米において過去3年間で最大の視聴者数を記録したことがテレビ視聴率速報で明らかになった。

 米ハリウッド・リポーターによると、米CBSとParamount+が発表した全米視聴率速報は、1,240万人の視聴者が2023年の【グラミー賞】を視聴したことを示している(最終的な数字は現地時間2月7日に発表される)。昨年の【グラミー賞】の視聴者数は959万人だったことから、今年の【グラミー賞】視聴者数は前年比で30%増加し、パンデミック前の2020年1月に1,869万人が視聴した【グラミー賞】以来の最高視聴率となった。

 また、Paramaount+によると、具体的な数字は米ハリウッド・リポーターに共有しなかったが、今年の【グラミー賞】は同プラットフォームにおいて史上最大のライブ・ストリーミング・オーディエンスを集めたそうだ。

 今年の【グラミー賞】は、トレバー・ノアが3度目の司会者を務め、主要4部門が4組のアーティストに授与された。ハリー・スタイルズの『ハリーズ・ハウス』が<年間最優秀アルバム>、リゾの「アバウト・ダム・タイム」が<年間最優秀レコード>、ボニー・レイットの「ジャスト・ライク・ザット」が<年間最優秀楽曲>、そしてジャズ・シンガーのサマラ・ジョイが<最優秀新人賞>に輝いた。

 授賞式は、バッド・バニーの幸福感に満ちた「El Apagon」と「Despues de la Playa」でスタートし、クエストラヴのキュレーションによりクイーン・ラティファからグロリラまで多くのアーティストが参加したヒップホップ50周年のセレブレーション、サム・スミスとキム・ペトラスによる<最優秀ボップ・パフォーマンス(デュオ/グループ)>を獲得した「アンホーリー」の深紅に染まったパフォーマンスなどが印象的なハイライトとなった。