【ビルボード】Official髭男dism「Subtitle」がストリーミング12連覇 Vaundy「怪獣の花唄」自己最高の3位に
【ビルボード】Official髭男dism「Subtitle」がストリーミング12連覇 Vaundy「怪獣の花唄」自己最高の3位に

 2023年1月11日公開(集計期間:2023年1月2日~1月8日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、Official髭男dism「Subtitle」が12週連続となる首位を獲得した。

 「Subtitle」はドラマsilent』の主題歌で、2022年10月12日に配信開始され、10月19日の当チャートで2位に初登場した。チャートイン13週目となる当週の再生回数は前週比89%の14,047,423回を記録しており、2020年5月6日にOfficial髭男dism「I LOVE...」が達成して以来となる当チャート12連覇となった。

 こちらも12週連続の2位をマークした米津玄師「KICK BACK」に続き、3位に入ったのはVaundy「怪獣の花唄」。1stアルバム『strobo』からの先行シングルとして、2020年5月にリリースされた同曲は、当チャートでは2021年1月27日に97位で初登場しており、当週でチャートイン103週目をマーク。これまで根強く40~50位あたりを推移していたが、昨年末の『第73回NHK紅白歌合戦』で披露され、その放送日を集計期間に含んだ前週は26位に浮上。当週の再生回数は前週比228%の8,287,546回を記録、引き続き順位を上げており、紅白後の継続的な話題性の高まりがよくわかる結果となった。

 なお、これまで当チャートにおけるVaundyの最高位は、2022年10月26日に「CHAINSAW BLOOD」がマークした9位だったため、今回の「怪獣の花唄」が自己最高記録を更新。また、Vaundyはほかにも28位に「踊り子」、34位に「CHAINSAW BLOOD」、41位に「不可幸力」、55位に「napori」、73位に「東京フラッシュ」、83位に「花占い」、89位に「恋風邪にのせて」が入り、計8曲がトップ100内にエントリー。リスナー層の拡がりが窺える。

 前週に続き、当週も年末の大型音楽番組の影響力が感じられるチャート・アクションが多い。『第64回 輝く!日本レコード大賞』で日本レコード大賞に輝き、紅白でのパフォーマンスも注目を集めたSEKAI NO OWARI「Habit」は、前週10位から当週5位に。再生回数は前週比122%の6,851,343回となった。また、紅白ではmilet、Aimer、幾田りら、そしてプロデュースを手掛けたVaundyも交えたパフォーマンスで披露された「おもかげ (produced by Vaundy)」は、2022年5月4日に87位をマークして以来、36週ぶりとなるチャートインを果たし、31位にエントリー。同じく紅白で藤井 風が披露した「死ぬのがいいわ」は、前週83位から当週30位にジャンプアップした。

 そんななか、当週初登場の楽曲としては最高位となる20位に入ったのはNewJeansの「OMG」。NewJeansは、BTSらを擁するHYBEの新レーベル<ADOR>からデビューした5人組で、1月2日にニュー・シングル『OMG』をリリースした。なお、カップリング曲の「Ditto」は2022年12月19日に先行配信されており、当週12位にエントリー、チャートイン3週目をマークしている。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Subtitle」Official髭男dism(14,047,423回再生)
2位「KICK BACK」米津玄師(9,617,304回再生)
3位「怪獣の花唄」Vaundy(8,287,546回再生)
4位「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado(7,825,270回再生)
5位「Habit」SEKAI NO OWARI(6,851,343回再生)
6位「W/X/Y」Tani Yuuki(6,782,636回再生)
7位「ミックスナッツ」Official髭男dism(6,661,343回再生)
8位「ダンスホール」Mrs. GREEN APPLE(6,254,340回再生)
9位「Overdose」なとり(6,183,310回再生)
10位「シンデレラボーイ」Saucy Dog(5,847,885回再生)

※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。