【ビルボード】Official髭男dism「Subtitle」がストリーミング9連覇 宇多田ヒカル「First Love」ついにトップ3入り
【ビルボード】Official髭男dism「Subtitle」がストリーミング9連覇 宇多田ヒカル「First Love」ついにトップ3入り

 2022年12月21日公開(集計期間:2022年12月12日~2022年12月18日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、Official髭男dism「Subtitle」が9週連続となる首位を獲得した。

 「Subtitle」は、10月6日に放送開始されたドラマsilent』の主題歌で、10月12日に配信がスタートした。10月19日公開チャートで2位に初登場し、翌週には首位を獲得。チャートイン10週目を迎えた当週の再生回数は前週比96%の17,468,383回で、推移を微減に留めて連続首位記録を伸ばした。当チャート9連覇は、10月12日にAdo「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」が記録して以来で、同曲と並んで2022年最多記録となる。

 続く2位は米津玄師「KICK BACK」で、再生回数は前週比97%の11,217,783回を記録した。そして3位の宇多田ヒカル「First Love」は、前週から3ランクアップ。再生回数は114%の7,792,651回を記録した。同曲は1999年にリリースされた1stアルバムの表題曲で、11月24日に配信開始した、本曲と「初恋」からインスパイアされたNetflixシリーズのオリジナル・ドラマ『First Love 初恋』によって、再び注目を集めた。12月7日に18位で251週ぶりのチャートインを果たし、さらには12月9日にドルビーアトモス版の「First Love(2022 Mix)」と「初恋」が配信、7インチアナログ盤『First Love/初恋』も発売されるなど、アーティスト・サイドの自発的な発信もあり、12月14日のチャートでは6位まで順位を上げた。その時点で当チャートにおける同曲の最高位だったが、当週さらに記録を更新した。

 前週49位から当週8位に上がったのは、Stray Kidsが2022年10月7日にリリースしたミニアルバム『MAXIDENT』の収録曲「CASE 143」。12月15日には日本語バージョンが配信開始された。また、前週22位だったback number「クリスマスソング」は当週14位に。毎年ホリデー・シーズンにチャート・アクションを活性化させる同曲は、今年も10月26日に99位でチャートインして以降、右肩上がりに順位を上げている。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Subtitle」Official髭男dism(17,468,383回再生)
2位「KICK BACK」米津玄師(11,217,783回再生)
3位「First Love」宇多田ヒカル(7,792,651回再生)
4位「Overdose」なとり(7,223,624回再生)
5位「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado(6,930,436回再生)
6位「W/X/Y」Tani Yuuki(6,740,864回再生)
7位「ミックスナッツ」Official髭男dism(6,560,026回再生)
8位「CASE 143」Stray Kids(5,623,685回再生)
9位「ダンスホール」Mrs. GREEN APPLE(5,175,152回再生)
10位「祝福」YOASOBI(5,172,404回再生)

※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。