RM、ソロ・アルバム『Indigo』を携えたソウル公演の映像公開
RM、ソロ・アルバム『Indigo』を携えたソウル公演の映像公開

 2022年12月15日、RMが韓国ソウルのローリング・ホールで開催した、最近リリースされたソロ・アルバム『Indigo』から多数の楽曲を披露したコンサートの全編がBTSのYouTubeチャンネルBANGTANTVで公開された。

 映像は、ライブハウスへの入場を待つファンの上品なフィルム・スタイルのシーンから始まる。行列の近くには“Indigo is the wARMYest blue”と書かれたポスターが散見され、スタンディングで約400人というキャパの会場でのスペシャルなコンサートに幸運にも来場することができたファンが、招待状を大事そうに抱きしめるショットなどのあとにライブ映像が流れ始める。

 RMは、エリカ・バドゥをフィーチャーした「Yun」からライブを開始した。バドゥは出演しなかったが、RMがステージを支配し、会場のファンは即座にこの曲のチルなヒップホップ・ビートに合わせて頭を上下させた。セットリストは、「Still Life」、「All Day」、「Lonely」など『Indigo』の楽曲が含まれ、「Closer」ではPaul Blanco、「Forg_tful」ではKim Sawol、「Hectic」ではColde、アルバムのリード・シングル「Wild Flower」ではYoujeenがスペシャル・ゲストで登場した。最後に彼は、BALMING TIGERの「SEXY NUKIM」でバースを担当し、BTSの『MAP OF THE SOUL : PERSONA』から「Intro:Persona」でライブを締め括った。

 このローリング・ホール公演以前にも、RMは米NPRの「Tiny Desk」シリーズや、米ニューヨークのDia Beaconでソロ作を携えたライブ・パフォーマンスを披露している。

 BTSのSUGAの番組『Suchwita』で『Indigo』について語ったRMは、「(音楽を追求し始めてから)15年が経ったけれど、ある意味これが僕のファースト・アルバムだ。だから15年という長い年月を経て、ようやくソロ・アルバムという形で自分自身を証明するチャンスが来たんだ。そう感じてたよ」と語った。また、RMは『Indigo』でアーティストとしての自分を主張する機会を得たことを喜んでいると述べ、「正直なところ、アルバム“Mono”では、収録曲の半分くらいに疑問や不安があったけれど、このアルバムではそんなことはないと思う」と語った。