アリアナ・グランデ、ミシェル・ヨーの映画版『ウィキッド』出演発表に喜び
アリアナ・グランデ、ミシェル・ヨーの映画版『ウィキッド』出演発表に喜び

 現地時間2022年12月8日、ミシェル・ヨーが映画版『ウィキッド』にマダム・モリブル役で出演することが、監督のジョン・M・チュウによって発表された。

 チュウ監督は、ミシェルのキャスティングを取り上げた米ハリウッド・リポーターの記事のツイートを引用し、「#WickedMovieでマダム・モリブルを演じることを、アイコン(そして親愛なる友人)である#MichelleYeohを説得するために必要だったのはたった1つのツイートでした」と綴っている。「彼女とまた一緒に仕事ができるなんて、私は世界で一番ラッキーな監督ですよね?!ネタバレ注意:もちろんそうです。シズ大学へようこそ」と続けた。

 『オズの魔法使い』の前日譚である『ウィキッド』のブロードウェイ版で、ヨーが演じるシズ大学の校長マダム・モリブルは、エルファバをオズの魔法使いに紹介することを約束する。このシーンを経て、ファンの間で人気のナンバー「The Wizard and I」が披露される。

 2部作として公開される映画の撮影が始まる中、【トニー賞】ノミネート俳優のイーサン・スレイターがボック役に起用されたことも発表された。スレイターは、グリンダ役のアリアナ・グランデ、エルファバ役のシンシア・エリヴォ、フィエロ役ののジョナサン・ベイリーというキャスト陣に加わる。また、米ハリウッド・リポーターによると、ジェフ・ゴールドブラムがオズの魔法使いを演じるそうだ。

 アリアナは自身のインスタグラム・ストーリーズに、チュウの投稿をリポストし、複数のビックリ・マークを添えて、ヨーのキャスティングを祝った。

 なお、ブロードウェイ版でエルファバ役を演じたイディナは、今年11月に米E!ニュースと行ったインタビューの中で、アリアナとシンシアに送ったアドバイスについて、「常に念頭に置いて欲しいのは、愛されたいと願う一人の女性が根底にあることです」と語り、「彼女には信じられないようなパワーがあり、それを生かしながら、世の中に放出していく方法を見つけなければならないのです」と話していた。