ヤング・ファーザーズ、シネマティックな新曲「Tell Somebody」のビジュアライザー解禁
ヤング・ファーザーズ、シネマティックな新曲「Tell Somebody」のビジュアライザー解禁

 スコットランド・エディンバラで結成された“G”・ヘイスティングス、アロイシャス・マサコイ、ケイアス・バンコールによる3人組ユニット、ヤング・ファーザーズが、来年2月に発売する4thアルバム『Heavy Heavy』より新曲「Tell Somebody」をビジュアライザーと共に公開した。

 映像は、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・フォトグラフィーによって2020年の注目の逸材としてピックアップされた新進気鋭の23歳のアーティスト兼映像作家のデヴィッド・ウゾチュクゥ(David Uzochukwu)が制作しており、壮大でシネマティックな仕上がりの楽曲に花を添えている。

 アルバムにはアーケイド・ファイア、キングス・オブ・レオン、ビーバドゥービーらを手がけたエンジニア、イアン・ベリーマンがミックスで参加、そしてブライアン・イーノ、ジェイムス・ブレイク、エイフェックス・ツイン、カニエ・ウェストまで手掛けるマット・コルトンがマスタリングを手がけた。さらに、マッシヴ・アタック、ケミカル・ブラザーズ、ザ・ローリング・ストーンズといったアーティストとの仕事でも知られ、【グラミー賞】で<最優秀レコーディング・パッケージ賞>にノミネートにされた経歴を持つトム・ヒングストンのヒングストン・スタジオが作品のデザインとアート・ディレクションをつとめるなど、各分野の一流たちが集結した作品となっている。

 10曲入りの本作は、地下のスタジオにメンバー3人と限られた機材とマイクだけという、彼らの原点に立ち返ったアプローチで制作された。メンバーのケイアスは、「悪魔を解放し、それに対処するんだ。その後に意味を見出すんだ」と語っている。

 4年ぶりの新作『Heavy Heavy』は2023年2月3日にCD、LP、カセット・テープ、デジタルと各種フォーマットで発売される。国内盤CDにはボーナス・トラックが収録され、歌詞対訳と解説が封入される。LPは通常のブラック・ヴァイナルに加えて、限定盤のレッド・ヴァイナル、ラフ・トレード限定のオレンジ・ヴァイナル、特殊パッケージのデラックス盤が白パッケージと黒パッケージの2種(どちらもホワイト・ヴァイナル)で発売される。

◎リリース情報
アルバム『Heavy Heavy』
2023/2/3 RELEASE

Photo: Fiona Garden