ラーキン・ポー、最新作『ブラッド・ハーモニー』の日本盤発売 デレク&ザ・ドミノスの楽曲を追加収録
ラーキン・ポー、最新作『ブラッド・ハーモニー』の日本盤発売 デレク&ザ・ドミノスの楽曲を追加収録

 ルーツ・ロック・デュオ=ラーキン・ポーの最新アルバム『ブラッド・ハーモニー』の国内盤が、世界に先駆け日本先行発売された。デジタルはアルバムから5曲が公開中で、全曲配信は11月11日に開始する。

 姉メーガンが奏でるディープなラップ・スティール、妹レベッカの力強いヴォーカルとギターが織りなすサザン・ハーモニーで知られるラーキン・ポーの日本盤がリリースされるのはこれが初となり、日本盤ボーナス・トラックにはデレク&ザ・ドミノスの「ベル・ボトム・ブルース」が収録されている。録音は米ナッシュビルで行われ、プロデュースにはレベッカの夫タイラー・ブライアントが名を連ねている。70年代のヴィンテージ風アートワークが象徴するように、新作ではライヴ感あるバンド・サウンドがストレートに心に響く。

 米テネシー生まれ~ジョージア育ちの2人は、”オールマン・ブラザーズの小さな妹たち“とも称される。音楽好きの家庭に育ち、ティーンエージャーの頃からもう1人の姉と3人でアメリカーナのユニット、ラヴェル・シスターズとして活動をスタートした。2009年長姉の結婚を機に解散し、レベッカとメーガンは新たに2010年にラーキン・ポーを結成した。

 その後、2人に注目したTボーン・バーネットの声掛けでザ・ニュー・ベースメント・テープスのアルバムへの参加が実現したり、スティーヴン・タイラー初のソロ作品『サムバディ・フロム・サムウェア』にもクレジットされ、全米TV番組への出演等でその存在が知られるようになっていく。

 日本へは2016年9月のエルヴィス・コステロ公演で初来日しており、2019年9月には単独公演を行った。2020年4月、2度目の単独来日公演が予定されていたが新型コロナ感染拡大の状況下で中止となった。

◎リリース情報
アルバム『ブラッド・ハーモニー』
2022/11/9 CD RELEASE
2022/11/11 DIGITAL RELEASE
SICX30152 2,750円(tax incl.)
https://sonymusicjapan.lnk.to/LarkinPoe_BloodHarmony

Photo: Jason Stoltz