【ビルボード】Official髭男dism「Subtitle」ストリーミング3連覇、2,100万回でピーク更新
【ビルボード】Official髭男dism「Subtitle」ストリーミング3連覇、2,100万回でピーク更新

 2022年11月9日公開(集計期間:2022年10月31日~2022年11月6日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、Official髭男dism「Subtitle」が首位を獲得、3連覇を達成した。

 「Subtitle」は、10月6日に放送開始されたドラマsilent』の主題歌で、10月12日に配信がスタートした。10月19日公開で2位に初登場し、翌週には首位を獲得。当週はチャートイン4週目をマークし、再生回数は前週比101%の21,044,966回を記録した。BTS「Butter」が2021年6月2日に記録した29,935,364回に次ぐ、週間再生回数の歴代2位記録を前週に続き、さらに更新している。

 続く2位は米津玄師「KICK BACK」で、再生回数は前週比101%の15,337,414回を記録した。同曲がオープニング・テーマのTVアニメ『チェンソーマン』からは、各話の異なるエンディング・テーマも続々チャートイン。当週は12位にVaundy「CHAINSAW BLOOD」、14位にずっと真夜中でいいのに。「残機」、23位にマキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」、91位にTOOBOE「錠剤」が入っている。

 TOOBOEは、ボカロPとしても活動するjohnのソロ・プロジェクトで、2022年4月に1stシングル「心臓」を配信リリースし、ソニーミュージックからメジャー・デビューした。「錠剤」は同アニメの第4話エンディング・テーマとして、11月2日に配信開始され、次週は1週間フル集計を迎えるほか、11月9日に同曲を含むEPもリリースされたことから、さらなる数字の積み上げが予想される。

 「Subtitle」が好調のOfficial髭男dismは、アニメ『SPY×FAMILY』オープニング主題歌として、4月に配信開始した「ミックスナッツ」が前週10位から当週7位に上昇。再生回数は前週比115%の6,724,862回を記録し、チャートイン30週目にして数字を大きく伸ばす結果となった。最新楽曲のヒットがリスナー層の新規開拓を推し進める一方で、バンドは全国ツアーの真っ最中。メンバーのコロナウイルス感染による一部公演の中止は発表したものの、10月25日から29日までの3日間は日本武道館公演を行っており、首都圏を中心とした既存ファンダムの盛り上がりが、楽曲のストリーミング聴取を促した側面もありそうだ。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Subtitle」Official髭男dism(21,044,966回再生)
2位「KICK BACK」米津玄師(15,337,414回再生)
3位「Overdose」なとり(9,061,536回再生)
4位「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado(8,683,556回再生)
5位「W/X/Y」Tani Yuuki(7,422,172回再生)
6位「祝福」YOASOBI(6,796,758回再生)
7位「ミックスナッツ」Official髭男dism(6,724,862回再生)
8位「私は最強 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado(6,513,666回再生)
9位「もう一度」Tani Yuuki(6,062,613回再生)
10位「ANTIFRAGILE」LE SSERAFIM(5,345,350回再生)

※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。