TuneCore Japan、著作権管理サービスをローンチ 楽曲の著作権管理と収益化に対応
TuneCore Japan、著作権管理サービスをローンチ 楽曲の著作権管理と収益化に対応

 音楽デジタルディストリビューションサービス「TuneCore Japan」が、楽曲の著作権管理と収益化が可能になる「著作権管理サービス」の提供を開始した。

 「著作権管理サービス」では、楽曲の届出申請をすることで、著作権管理事業者(JASRAC)を通して著作権利用者から徴収される著作権収益を受け取ることができるようになる。

 また作品の届出申請はオンライン上で簡単に行うことができる。作品の届出を行うことで、作詞・作曲者は楽曲のストリーミング再生時、テレビやラジオでの放送時などに発生する著作権使用料等の著作権収益を受け取ることが可能となる。

 なお著作権収益のうち当サービスの手数料は15%で、85%が作詞・作曲者に還元される。初期利用料は無料、TuneCore Japanから配信されていない作品の届出も可能だ。著作権収益は著作権管理事業者等から支払を受けたタイミングで「確定レポート」および「残高」ページへ反映される。さらにスプリットを設定することで、著作権収益を自動でその他の著作者や関係者へ分配することもできる。

◎TuneCore Japanディレクター 吉野拓人 コメント全文
これまで、著作権が自己管理の楽曲では、著作権収益を放棄しなければならないという課題がありました。TuneCore Japanとしては、音楽配信に加えて著作権の収益化も一元管理できることが、今のアーティストにとって理想と考えています。作品の届出申請からレポートまで、すべてをオンライン上で完結できる仕組みとなっておりますので、自らで著作権の管理ができるこの「著作権管理サービス」を音楽活動にご活用いただけると幸いです。

◎TuneCore Japan 著作権管理サービス
https://www.tunecore.co.jp/publishing