<ライブレポート>GENIC、ファンと踊りつくした満員御礼の初Zepp公演

2022/09/22 16:29

<ライブレポート>GENIC、ファンと踊りつくした満員御礼の初Zepp公演
<ライブレポート>GENIC、ファンと踊りつくした満員御礼の初Zepp公演


 GENICが、9月11日に【GENIC LIVE TOUR 2022 -Ever Yours-】を東京・Zepp DiverCity (TOKYO)にて開催した。
 “avexのDNAを継承する”男女7人組ダンス&ボーカルグループであるGENIC。2020年5月のデビュー以降、リアル/配信ともにコンスタントなライブ活動を続けてきた彼らだが、この東京公演が自身最大規模での単独ライブとなった。昼夜2公演で開催された同公演のうち、本稿では昼公演の模様をレポートする。
 会場に流れるSEが徐々に大きくなっていくと、紗幕に大きな時計が映し出され、オープニングムービーが流れ始めた。今回のライブグッズにある、腕時計を模した「ブレスレットライト」とリンクした演出に、会場のテンションも上がってくる。幕が落とされるとGENIC7人のシルエットが現れ、イントロからダイナミックなダンスを披露。そのさまに目を奪われていると、さらに紗幕が落ちて7人が登場。この瞬間、観客のボルテージも一気に上がった。
 そのまま大きな手拍子に煽られながら、重いビートとスラップベースがクールな「Aventure」からライブがスタート。続けて、全員でばっちりと揃うターンと、ラストの増子敦貴の低音ロングトーンが見事な「Supersonic」、<Hey!>の掛け声にあわせ、観客と声のないコール&レスポンスを決めた「UPDATE」を披露した。
 MCパートでは全員で横一列に並び、まずは「こんにちは! GENICです!」と明るく挨拶。そして、初めてのZepp公演をソールドアウトで迎えられたことへの感謝を述べた。金谷鞠杏は「お客さんとしては来たことがあるけど……」、増子は「おとといから興奮して寝られなかった!」と、自身最大規模となった同会場の広さに、全員が改めて感動を隠せない様子をみせた。
 「次は一緒に踊れる曲です。まだまだ一緒に楽しんでいけますか!?」とのリーダー・西本茉生の煽りに観客が大きな拍手で答えると、「We Gotta Move」へ。西本の言葉通り、手振りが中心の振り付けは多くの観客が真似をしていて、会場全体で一緒に踊っている一体感が楽しい。そのままノンストップで「Shaky Shaky (DanceRemix)」に入ると、観客のテンションもどんどん上がってくる。それに比例するように手も高く上がり、ブレスレットライトがより明るくキラキラ光っていたのが幻想的だった。
 これまでの楽しく盛り上がれるようなテイストから一転、「BURNIN’ BURNIN’」では燃え上がるような赤い照明のなか、ハードで妖しい一面をみせる。そのあとは、金谷、宇井優良梨の女子コンビが大人っぽく舞う「My BABY」、小池竜暉のしっとりしたアカペラから始まり、男子チームがステージいっぱいにダイナミックなフォーメーションダンスをみせた「U&I」と、男女混合グループならではの振り幅のあるステージを繰り広げた。
 ふたたび全員がステージに登場すると、雨宮翔がおもむろに「U&I」で振り付けを間違えたことを告白。このあと続いた質問企画パートでは、増子の「動物“館”」との言い間違いにメンバーが笑い転げたり、観客にどこから来たのかを尋ね、全国各地から集まっていることに感激したりと、平均年齢約20.6歳とまだまだフレッシュな彼らならではの青春感あふれるわちゃわちゃには、思わず吹き出してしまう観客も。
 サビでタオルを振り回す「ジリジリSUMMER」、メンバーの「せーの!」との掛け声に合わせて自然とファンとの手振りが揃った「まわりみち」と、それぞれ全員で恒例の振り付けを楽しんだあとは、桜が舞うムービーをバックに「春うらら」を披露。そして疾走感あるメロディに、時折聴こえる風鈴の音がセンチメンタルさを加速させる「夏の聲」で、ライブ本編を締めくくった。
 アンコールでは、全員がトップスをグッズTシャツに着替えて登場。「READY GO」と「夏恋」を続けて披露したあとは、事前告知もあったとおり、事務所の先輩であるDa-iCE・工藤大輝と、小池、西澤呈のクリエイターコンビが共作した最新曲「TALK」を初パフォーマンスした。そして最後に披露したのは、1stアルバムのラストを締めくくる1曲「TOGETHER」。手を左右に振る振り付けでは、観客全員があわせて真似をし、会場全体が揺れているようだった。
 特に印象的だったのは、7人のダンスパフォーマンスをただ見つめるだけでなく、観客もそれを真似して、同じ目線で楽しんでいたことだ。ステージ上の7人と、会場いっぱいに集まった観客との双方向のコミュニケーションから生まれる一体感や親密さが、この公演には確かにあった。「東京ドームでのワンマンライブ」という大きな夢を掲げ、このZepp DiverCity (TOKYO)公演も通過点のひとつと語る彼ら。GENICの物語は、まだまだ始まったばかりだ。

Text by Maiko Murata
◎公演情報
【GENIC LIVE TOUR 2022 -Ever Yours-】
2022年9月11日(日) 東京・Zepp DiverCity (TOKYO)

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