アーロ・パークス、メンタル・ヘルスを理由に全米ツアーを一部キャンセル
アーロ・パークス、メンタル・ヘルスを理由に全米ツアーを一部キャンセル

 現地時間2022年9月16日、アーロ・パークスがメンタル・ヘルスと向き合うために現在行っている全米ツアーから休みを取るとファンに報告した。同ツアーは今月初めにスタートしたが、1年間半以上続くツアーの中で、彼女は“ちょっとした時間もすべて埋め尽くされ、骨の髄まで自分を働かせたため”限界に達したと説明する長文をSNSに綴った。

 「とてもワクワクしていて、演奏を通して自分の実力と今の自分があることにどれだけ感謝しているかを皆さんに見せたいと思っていました」と彼女は述べた。「周囲の人たちも心配し始めていましたが、このことを伝えることで、ファンと自分自身を失望させることを恐れていました。私は自分を必要以上に不健康な状態に追い込んでしまったのです」と説明した。

 その結果、彼女は“とても暗い場所で、疲れ切って、危険なほど落ち込んでいる。自分の精神状態が衰弱していること、自分が大丈夫でないこと、自分が限界を持った人間であることを認めるのは辛い”状態にあると続けた。そのため、9月14日に予定されていたボストンでの公演から9月24日のソルトレイク・シティ公演までキャンセルすると発表した。これにより、9月20日ミネアポリス公演、9月21日ミルウォーキー公演、9月23日デンバー公演が影響となる。また、10月6日にダラスと10月8日にヒューストンの公演が追加された。

 ツアーは、9月26日のオレゴン州ポートランドのクリスタル・ボールルームでの公演から再開される予定だ。「このような決断を軽々しくしたわけではありません。私は衰弱していて、本当に(今の状況から)身を引き、家に帰って自分の身体を大事にする必要があります」と説明した。「この埋め合わせをするために、できることは何でもします......(コンサートに)来てくれた皆さんには永遠に感謝します。皆さんのようなファンがいるなんて夢みたいです」と彼女は締めくくった。チケットのは払い戻しは購入先から行うことが可能だ。