ジャスティン・ビーバー、【ジャスティス・ワールド・ツアー】を再び延期
ジャスティン・ビーバー、【ジャスティス・ワールド・ツアー】を再び延期

 現地時間2022年9月6日、ジャスティン・ビーバーが自身の健康を最優先するために、【ジャスティス・ワールド・ツアー】を再び延期することを自身のインスタグラム・ストーリーズで明かした。

 ジャスティンは、「今年の初め、顔が部分的に麻痺するラムゼイ・ハント症候群との闘病生活を公表しました。この病気の結果、【ジャスティス・ツアー】の北米公演をすべて行うことができませんでした」と述べた。そして、しばらく休養を取り、家族や医師と相談した結果、同ツアーのヨーロッパ公演を敢行したと説明した。

 週末に【ロック・イン・リオ】での公演を終えた後の心境を、彼は「ステージを降りた後、疲れが襲ってきて今は自分の健康を優先しなければならないと気付きました」と打ち明けた。「だから、当分の間、ツアーを中断することにしました。僕は大丈夫ですが、休養して良くなる時間が必要です」と続けた。

 彼は「このショーとジャスティス(正義)のメッセージを世界に届けることをとても誇りに思ってきました」と語り、「今回の件へのみなさんの祈りとサポートに感謝します!みなさんをとても愛しています!」と締めくくった。

 当初、ジャスティンはファンに「病気が悪化している」と伝え、今年6月上旬に【ジャスティス・ワールド・ツアー】を延期した。その数日後の6月10日に、ラムゼイ・ハント症候群と診断され、顔の一部が“完全麻痺”を起こしていることを動画で共有した。メイヨー・クリニックによると、ラムゼイ・ハント症候群は、水ぼうそうの原因と同じウイルスによって引き起こされ、顔面麻痺や難聴を引き起こす可能性がある。

 当時、彼は自撮り動画で「今後の公演がキャンセルされたことに失望している人たちへ。僕は身体的に、明らかにそれを行うことができません」と述べた。「ご覧のとおり、これはかなり深刻です。そうでなければ良かったですが、明らかに体がペースを落とせと言っています」と明かしていた。

 【ジャスティス・ワールド・ツアー】は、今年12月上旬まで続き、来年1月に再開した後、2023年3月下旬にポーランドで終了する予定だった。