UVERworld/ワンオク/BE:FIRSTら出演 【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022】4日目まとめレポ

2022/08/24 14:46

UVERworld/ワンオク/BE:FIRSTら出演 【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022】4日目まとめレポ
UVERworld/ワンオク/BE:FIRSTら出演 【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022】4日目まとめレポ


 ロッキング・オン・ジャパンが主催・企画制作する日本最大級の音楽フェスティバル【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022】(以下【RIJF】)が、千葉市蘇我スポーツ公園にて8月6日、7日、11日、12日の4日間にわたり開催された。(※13日は台風接近により開催中止)
 2020年および2021年は、新型コロナウイルス流行の影響でやむを得ず中止となった【RIJF】。今年は開催地を茨城県ひたちなかから千葉県蘇我に移し、できる限りの感染対策をすることで3年ぶりの開催に至った。会場では入場時の検温をはじめ、食べ物を持ち込めるエリアの制限や、スタッフによるマスク着用の声かけ、客席の前方エリアは事前抽選にしてディスタンスを確保するなど、さまざまな感染対策が行われた。
 実質最終日となった4日目は、ラウド系のロックバンドからダンスボーカルグループまで、個性豊かなラインナップが出揃った。<GRASS STAGE>のトップバッターには、モーニング娘。'22がオンステージ。「LOVEマシーン(updated)」「恋愛レボリュ-ション21(updated)」など往年のヒット曲を織り交ぜたノンストップメドレーで、手加減なしにオーディエンスを焚きつける。フォーメーションダンスを駆使したハイエナジーな振付も、表情を一切崩さずパフォーマンス。前説を担当した総合プロデューサーの渋谷陽一氏が「ロックバンドだけでなく、アイドルにもホームを作れるという歴史を【RIJF】に作ってくれた」と信頼を寄せるのも納得の、エンパワーメント力に溢れたステージだった。
 折り返し地点となる昼過ぎの<GRASS STAGE>には、【RIJF】初出演のBE:FIRSTが登場。SEとともにメンバーが登場し、そのまま流れるように「BF is...」からライブはスタートする。キレのあるダンスで緊張感を高めた「Betrayal Game」から「Bye-Good-Bye」のイントロが始まると、自然とクラップが巻き起こり会場の雰囲気は朗らかに。「夏フェスにぴったりの曲を持ってきました!」(RYOKI)と、ジョナス・ブルーとのコラボソング「Don't Wake Me Up」では、メンバーがステージ両脇の花道でジャンプを煽り、気分を盛り上げる。「僕たちも音楽が大好きで音楽に力をもらってきました。最後この瞬間だけでも、みなさんのオンリーワンでナンバーワンの人生を応援させてください」(LEO)と、ラストはプレデビュー曲「Shining One」で閉幕。打ち込み主体の洗練されたサウンドや、ボーイズグループというスタイルはこの日のラインナップの中では異例だったが、それでも自分たちの手法を貫き通したパフォーマンスは【RIJF】に新たな風を吹かせたに違いない。
 続いて、ONE OK ROCKが6年ぶりに【RIJF】のステージに帰還。バンドとしても通常編成での有観客ライブは2年半ぶりともあり、そのライブを一目見ようと<LOTUS STAGE>には収まりきらないほど多くの人が詰めかけた。Taka(Vo.)が「行くぞ!」と叫び「We are」が始まると、瞬く間にステージ中が興奮交じりの熱気に包まれる。「今日は音楽大好きな連中が集まってると思います。そんなお前らのことをリスペクトしてます。そんなお前らに俺らができることはひとつ。俺らはいつものライブをします!」と宣言し披露された「Save Yourself」では、突き抜けるような歌声と重厚なサウンドが<LOTUS STAGE>の地面を揺らした。
 終盤には、スペシャルゲストとしてOfficial髭男dismの藤原聡(Vo.)がサプライズ登場。驚きでざわつくフロアを前に、Takaと藤原は抱擁を交わし、「Wasted Nights」をデュエットで披露する。一番はTaka、二番は藤原がメインボーカルを務め、ラストのサビでは二人でアイコンタクトを取りながら圧巻のハーモニーを響かせる。日本を代表するバンド2組のボーカリストの共演に、終演後もしばらくフロアの興奮は止まなかった。
 <LOTUS STAGE>でONE OK ROCKが熱いアクトを繰り広げる中、真裏の<PARK STAGE>では“悪霊を打ち払い、愚かな者に手を差し伸べる”をコンセプトに活動するバンド、-真天地開闢集団-ジグザグが登場。命(みこと/Vo.)のホイッスルボイスが響く「Guru」から彼らの禊(ライブ)が幕開けた。「お手を拝借!」と呼びかけた「燦然世界」では観客全員をクラップさせたり、しゃがませてからサビでジャンプさせたりと、序盤から初見のオーディエンスをも引き込んでいき、そのまま「復讐は正義」へ。MCでは、この日の出演者のきゃりーぱみゅぱみゅと挨拶をしたことを明かすと「私はもう感極まっています!“命(いのち)様”って呼ばれたけど、もう命(いのち)様で大丈夫です!」とまさかの改名発言でも会場を笑わせた。
 後半戦では「皆さん、何にもしたくない時あるだろ?」という問いかけからスタートした「ナニモシタクナイ」で、「何もしたくない時は、両手を挙げて飛んでください。その後は幼児に対抗して地団駄を踏みます。バブー」と振り付けを伝授。誰よりも地団駄を踏みながら走り回っていたのはステージ上の命本人だったが、そんな奇想天外なパフォーマンスの後にはエモーショナルな「Promise」を、爽やかに聴かせるギャップを魅せつけた。ラストは、指をキツネの形にして踊る振り付けで人気の「きちゅねのよめいり」でフィナーレ。「愚かな者に、救いの手を!」と叫んだ命は、影丸(Dr)に扇子で扇がれながら、龍矢(Ba)に台車で運ばれていく形で退場。PARK STAGEを独自の世界観で染め上げ、初出演の【RIJF】に爪痕を残していった。
 <LOTUS STAGE>の準トリを務めたHYDEは「今日の大穴、狙っていきます」と、ど迫力のパフォーマンスで会場を魅了した。HYDE はこの日、自身のステージにてMY FIRST STORYのHiroとともに「GLAMOROUS SKY」をデュエット、さらに<GRASS STAGE>トリのTHE ORAL CIGARETTESのステージにて「BLACK MEMORY」をゲスト歌唱。後輩たちとの共演にも積極的な姿勢を見せ、3年ぶりの開催となる【RIJF】を大いに盛り上げた。
 4日目の大トリを飾るUVERworldは、ライブアンセム「IMPACT」からスタート。大サビの前にはオーディエンス全員をしゃがませて、サビに突入したタイミングで一斉にジャンプ。1曲目からフロアの連帯を強める。「今日みたいな日のために誰よりも走り続けてきた俺たち!」と突入した「PRAYING RUN」では、<全部やって確かめりゃいいだろう>のリフレインでライブへの没入感を高め、「まだまだこんなんじゃねえ!」と叫んだ「Touch off」では炎の特効も飛び出し、さらに会場を熱くする。何度も「心で歌ってくれ!」と叫ぶTAKUYA∞(Vo.)に、オーディエンスはクラップやジャンプなど全身を使って応えた。
 コロナ禍を振り返りながら「音楽は俺たちを見捨てなかった。次歌う曲は今、一番大切な楽曲です」と「EN」を披露。曲中、<お前の人生はお前のためのもの!>と叫ぶと、その言葉に共鳴するように、フロアにはたくさんの拳が付き上がった。「音楽は平等に俺たちを照らしてくれる。音楽には本当の力がある。だからまだ歌わなくていい。今できなかったことは来年やろうよ、絶対。何ひとつ諦めたくない。後悔のない人生を!」と、「7日目の決意」からラストスパートに突入。最後は17日にリリースされる新曲「ピグマリオン」を投下し、熱くストレートなライブで2022年の【RIJF】を締めくくった。
Photo:ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022

◎イベント情報
【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022】
千葉・千葉市蘇我スポーツ公園
8月6日(土)7日(日)11日(木・祝)12日(金)
※13日(土)は台風接近により開催中止
<セットリスト>
■モーニング娘。'22
01. 浪漫 ~MY DEAR BOY~
02. リゾナント ブルー
03. わがまま 気のまま 愛のジョーク
04. 泡沫サタデーナイト!
05. I surrender 愛されど愛
06. What is LOVE?
07. そうだ!We're ALIVE(updated)
08. Help me!!(updated)
09. One・Two・Three(updated)
10. LOVEマシーン(updated)
11. 恋愛ハンター(updated)
12. 恋愛レボリュ-ション21(updated)
13. ブラボー!
■BE:FIRST
01. BF is...
02. Betrayal Game
03. Bye-Good-Bye
04. Don't Wake Me Up
05. Be Free
06. Move On
07. Brave Generation
08. Scream
09. Shining One
■ONE OK ROCK
01. We are
02. The Beginning
03. Wonder
04. Save Yourself
05. Wherever you are
06. Renegades
07. Stand Out Fit In
08. Wasted Nights
■-真天地開闢集団-ジグザグ
01. Guru
02. 燦然世界
03. 復讐は正義
04. ナニモシタクナイ
05. Promise
06. きちゅねのよめいり
■UVERworld
SE. NEVER ENDING WORLD
01. IMPACT
02. AVALANCHE
03. stay on
04. Making it Drive
05. PRAYING RUN
06. Touch off
07. EN
08. 7日目の決意
09. One stroke for freedom
10. AFTER LIFE
11. ピグマリオン

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