アデル、米ラスベガス常設公演の振替日程を発表
アデル、米ラスベガス常設公演の振替日程を発表

 アデルが、米ラスベガスでの常設公演【Weekends With Adele】を直前で延期してから約7か月が経った現地時間2022年7月25日に公演の振替日程を発表した。

 アデルは、「これらの振替日程を発表できることが、どれほど嬉しいことか言葉では表現できません」と投稿し、「中止しなければならなかったことに非常に落胆していましたから」と続けた。

 今年1月から4月にかけて、米ラスベガスにあるシーザーズ・パレス・ホテル内のザ・コロシアムにて開催予定だった【Weekends With Adele】の振替日程は11月18日に開始する予定で、元々予定されていた24公演に新たに8公演が追加されている。2023年3月25日の最終公演まで5か月間、金曜日と土曜日に公演が実施される予定だ。

 現地時間2023年2月3日と4日にも公演が予定されており、この直後となる2月5日には、アデルが最新アルバム『30』やそのリード曲「イージー・オン・ミー」で複数のノミネーションを得ることが予想される【第65回グラミー賞】が、米LAにて行われる予定だ。

 アデルはまた、別のツイートで常設公演が予定通りに実施できなかった理由についても触れた。「ですが、私が心から届けたいと思っているショーの詳細を詰めるために、永遠とも思えるような時間をかけて、そしてそれが実現できることを知って、今まで以上に興奮しています!」と彼女は綴った。「私によるひどい決断だったと思う人々も中にはいるでしょうし、それについては常に反省していますが、正しい決断であったと約束します。このような親密な空間で、皆さんと毎週ご一緒できることを、私は最も楽しみにしていましたし、皆さんに最高のものを提供するつもりです。お待たせしました、愛しています」とメッセージを締めくくっている。

 プレス・リリースによると、全32公演分のチケットも限定枚数発売予定で、ファンにはチケットを購入するチャンスが2度ある。当初の公演チケットを購入していた、またはVerifiedファン先行に登録し、キャンセル待ちになっていたファンは優先的にチケットが購入可能で、対象者には現地時間8月3日にチケットマスターからメールが届くそうだ。

 以前アデルは、常設公演をキャンセルしてから“数か月の間、私は抜け殻のようでした”と英BBCのポッドキャストで明かしており、「私はただじっと待って、悲しむ必要があったんでしょうね。(無くなった)公演を悲しんで罪悪感を乗り越えなければなりませんでしたが、過酷でした」と振り返っていた。

 アデルは、【Weekends With Adele】の開幕前日となる現地時間1月21日に、新型コロナウイルスによる制作の遅延を理由に公演をキャンセルすることを涙ながらにインスタグラム動画で発表していた。

◎公演情報
【Weekends With Adele】振替日程
2022年11月18日、19日
2022年11月25日、26日
2022年12月2日、3日
2022年12月9日、10日
2022年12月16日、17日
2022年12月23日、24日
2023年1月20日、21日
2023年1月27日、28日
2023年2月3日、4日
2023年2月10日、11日
2023年2月17日、18日
2023年2月24日、25日
2023年3月3日、4日
2023年3月10日、11日
2023年3月17日、18日
2023年3月24日、25日