シティポップのこれまでと今を味わう展覧会【ART in MUSIC シティポップ・グラフィックス」7/16より開催
シティポップのこれまでと今を味わう展覧会【ART in MUSIC シティポップ・グラフィックス」7/16より開催

 2021年10月にオープンし、「暮らしとアート」をテーマにした展覧会を企画・開催しているBAG-Brillia Art Gallery-が新たに「暮らしと音楽」を主題とし、シティポップを取り上げる。

 【ART in MUSIC シティポップ・グラフィックス】と題されたこの展覧会は、2022年7月16日から8月14日まで開催される。

 シティポップは1970年代に日本で誕生した音楽ジャンルで、洋楽の影響を受けた洗練されたサウンド、都会の情景を描いた歌詞が特徴となっている。2010年代に入り、ネットコミュニティを通じてシティポップが海外で注目され、日本でも再び脚光を浴びるように。シティポップは音楽とともに、レコードジャケットを彩る、都会的でリゾート感溢れるグラフィックスにおいても、日本のアートシーンに大きな影響を与えてきた。

 この展覧会では、シティポップを日本の文化遺産ととらえ、その歴史を飾る約300枚のレコードジャケットが展示される。作品は「Ocean Breeze」「City Lights」「City Pop Color」といったテーマに合わせ、デザイン重視でセレクト。また、シティポップの象徴的なイメージを創った永井博とわたせせいぞうのジークレーアート作品も展示・販売される。

 監修および会場BGM選曲はシティポップに造詣の深い栗本斉が担当している。なお、アナログレコードのほか、画集やディスクガイドなど関連書籍、グッズの販売はBAGの展示スペースである「+2(プラスツー)」にて行われる。

◎イベント情報
【ART in MUSIC シティポップ・グラフィックス】
2022年7月16日(土)~8月14日(日)
東京・BAG-Brillia Art Gallery-
<営業時間>
11:00~19:00(定休日:月曜日)
※祝日の7月18日(月)は営業日(翌日振替休)