【ビルボード】BTS「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」1,200万回再生でストリーミング首位 Adoの『ONE PIECE』映画主題歌が急上昇
【ビルボード】BTS「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」1,200万回再生でストリーミング首位 Adoの『ONE PIECE』映画主題歌が急上昇

 2022年6月22日公開(集計期間:2022年6月13日~2022年6月19日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、BTS「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」が首位を獲得した。

 「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」は、BTSの9年間の歴史をまとめたアンソロジー・アルバム『Proof』の収録曲。6月10日にリリースされ、初週5,557,108回再生を記録して前週6位に初登場した。チャートイン2週目を迎えた当週の再生回数は前週比223%の12,435,525回を記録。同曲は総合ソング・チャート“HOT 100”でも首位を獲得しており、ダウンロードで6位、ラジオで2位、動画再生回数で3位をマークするなど、様々なメディアを介してリスナーに訴求していることが分かる。また、アルバム『Proof』も総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”の首位で、セールス面も好調だ。

 前週2位だったSEKAI NO OWARI「Habit」は、順位を維持して当週も2位。再生回数は上り調子をキープし、前週比108%の10,028,348回を記録、初の週間1,000万回超えを果たしている。4月28日の配信開始以降、SNSやYouTubeでのバイラルも後押し、ストリーミングを筆頭に右肩上がりの伸びを見せ、ロングヒットを続けている同曲は、6月22日にはCD発売を迎えており、次週のチャート・アクションで新たな展開を見せそうだ。

 前週5度目の首位をマークしたOfficial髭男dism「ミックスナッツ」は、2ランク・ダウンして3位に。とはいえ再生回数は前週比100%の9,864,438回を記録、ほぼ横ばいに推移しており、依然として高水準だ。また、4位のTani Yuuki「W/X/Y」、5位のSaucy Dog「シンデレラボーイ」、6位の優里「ベテルギウス」など、チャートイン2桁台の上位常連組もいまだ根強い。

 そんななか、前週28位から当週7位にジャンプアップしたのは、Ado「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」だ。6月8日に配信された同曲は、8月6日公開の映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌で、中田ヤスタカによる提供楽曲。Adoは作中に登場する歌姫・ウタの歌唱パートを担当し、その楽曲を7組のアーティストたちが提供、そのラインナップが大きな話題となった。6月22日にはMrs. GREEN APPLEが手がけた「私は最強」が配信開始しており、以降も順次配信されていく予定となっている。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」BTS(12,435,525回再生)
2位「Habit」SEKAI NO OWARI(10,028,348回再生)
3位「ミックスナッツ」Official髭男dism(9,864,438回再生)
4位「W/X/Y」Tani Yuuki(8,343,734回再生)
5位「シンデレラボーイ」Saucy Dog(6,772,568回再生)
6位「ベテルギウス」優里(5,877,726回再生)
7位「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」Ado(5,849,160回再生)
8位「愛とか恋とか」Novelbright(5,483,890回再生)
9位「なんでもないよ、」マカロニえんぴつ(4,964,820回再生)
10位「Dynamite」BTS(4,779,465回再生)

※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。
※記事初出時、タイトルに誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。