テデスキ・トラックス・バンド、新プロジェクト『アイ・アム・ザ・ムーン』第一章のコンパニオン・フィルム公開
テデスキ・トラックス・バンド、新プロジェクト『アイ・アム・ザ・ムーン』第一章のコンパニオン・フィルム公開

 デレク・トラックスとスーザン・テデスキが率いる【グラミー賞】受賞の12人組ロック・ソウル・バンド、テデスキ・トラックス・バンド(TTB)の全4章で構成される壮大なアルバム・プロジェクト『アイ・アム・ザ・ムーン』の第一章『アイ・アム・ザ・ムーン:I. クレッセント』に伴うコンパニオン・ヴィジュアル・フィルムが、2022年6月1日午前10時よりプレミア公開された。

 このコンパニオン・ヴィジュアル・フィルムとは、映画監督アリックス・ランバートが手掛けたもので、今週末6月3日のアルバム発売前に先駆けての公開により、バンドとファンにとって、『アイ・アム・ザ・ムーン』の最初の試聴体験が臨場感あふれるオーディオ・ビジュアルとして体験できるというバンド初の画期的な試みとなる。

 パンデミックに伴い、TTBはデレク・アンド・ドミノスの『いとしのレイラ』の出典元とも言われているペルシャ神話の「ライラとマジュヌーン」を現代風にアレンジし、再構築するという作曲活動の練習として始まったという本プロジェクトは、悲しみや運命、ロマンスを表現することで、この時代の感情や孤立感を払拭することができただけではなく、キャリアを決定づける壮大なスケールの芸術作品として完成した。

 今回リリースになる第一章の『アイ・アム・ザ・ムーン:I. クレッセント』は、トラックスの家族が住む米ジョージア州の農場と米フロリダ州ジャクソンビルのホーム・スタジオで、メンバー共同で開発したリフとアイデアから生まれたという。印象的なタイトル・トラック「アイ・アム・ザ・ムーン」と、プロジェクト唯一のインストゥルメンタル曲 「パサクアン」ほか全5曲を収録している。ブルース、ファンク、カントリー、ジャズ、ゴスペルなどの要素を取り入れ、人生と愛を表現した充実の内容で、テデスキ・トラックス・バンドが今後数か月間に予定している壮大なサーガの完璧な序章となるものだ。

 TTBのスリリングでクリエイティブなこの新プロジェクトは、6月3日発売の第一章『クレッセント』からほぼ毎月4か月に亘って第ニ章『アセンション』、第三章『ザ・フォール』、最終章『フェアウェル』(8月26日発売)まで順次リリースされ、輸入LP盤は全作品が9月9日に一斉同時発売される予定となっている。

 さらに、『アイ・アム・ザ・ムーン』の各作品には、それぞれのオーディオ・リリースの2日前に公開されるコンパニオン・フィルムが用意されており、オンライン上で途切れることなくアルバムの音楽を全曲紹介するものとなっている。

◎リリース情報
アルバム『アイ・アム・ザ・ムーン: I. クレッセント』
2022/6/3 RELEASE
UCCO-1235 2,860円(tax incl.)
https://lnk.to/TTB_IAmTheMoon_IPR

アルバム『アイ・アム・ザ・ムーン: II. アセンション』
2022/7/1 RELEASE
UCCO-1236 2,860円(tax incl.)
https://lnk.to/TTB_IAmTheMoon_IIPR

アルバム『アイ・アム・ザ・ムーン: III. ザ・フォール』
2022/7/29 RELEASE
UCCO-1237 2,860円(tax incl.)
https://lnk.to/AmTheMoon_IIIPR

アルバム『アイ・アム・ザ・ムーン: IV. フェアウェル』
2022/8/26 RELEASE
UCCO-1238 2,860円(tax incl.)
https://lnk.to/TTB_IAmTheMoon_IVPR

Photo: cDavid McClister