ロード、グミかテキーラでステージ恐怖症に対処していたと明かす
ロード、グミかテキーラでステージ恐怖症に対処していたと明かす

 現地時間2022年4月12日、【ソーラー・パワー・ツアー】の5日目の公演を終えたロードが、自身のニュース・レター購読者に向けたメールの中で、パフォーマンスする際の不安との闘いが、今回のツアーと以前とではどのように異なるのか打ち明けた。

 彼女は、「より小さな会場でコンサートをする時は、会場の雰囲気がどれだけ狂ったものになるかわかっていなかったと思います」と述べ、「今は、ステージ恐怖症はほとんどなく、私は穏やかな気持ちで、1時間半の間、みなさんと一緒にいたいと感じています。この印象は以前と異なり、より管理できるようになり、より自分の条件に合うように感じます」と綴った。

 これは25歳になった彼女の3枚目となる最新スタジオ・アルバム『ソーラー・パワー』を引っさげたツアーをむしろ象徴する感情である。2013年の『ピュア・ヒロイン』と2017年の『メロドラマ』とそれぞれのツアーは、成長することや恋をすることに関連する不安を探求する役割を果たしたが、最新作で彼女は太陽の下でただ冷静になることを学んだ賢明な姉の役割をしている(「ソーラー・パワー」、「シークレッツ・フロム・ア・ガール」、「オーシャニック・フィーリング」を参照)。ロードは、“ソーラー・パワー”のテーマをツアーで表現することに気を配っており、同ニュース・レターで、ステージは“日時計を抽象化したようなデザイン”だと明かした。

 また彼女は、「ステージを降りると、まるで惑星から別の惑星に足を踏み入れたような気分に以前はなりました。アドレナリンが大量に放出され、恐怖に対する対抗は計り知れないものでした」と続けた。「少し落ち着くために、私はグミを噛んだり、テキーラを飲んだりする必要がありました」と打ち明けた。現在、彼女は公演後の新しい儀式として、「太陽のコスチュームを着た人、過去の物販を身に着けた人、美しいアイメイクをした人、ずっとハイテンションな人、ほとんど歌わないけど完全に集中している人」のように、客席で見かけた人のことを詳しく書き留めるようにしているそうだ。

 しかし、古い習慣はなかなか直らない。まだ、そのようなことはしていないが、過去のツアーでの不健康な習慣を復活させるかもしれないと彼女は示唆した。「かなり健康的な食生活を続けていて、ショー後にピザを食べるルーティンは避けています(でも、そろそろまた食べ始めそう)」と付け加えた。「私はみなさんに最高のコンサートをしたいです。だから、私は100%出し切りたいです」と彼女は述べた。