【米ビルボード・アルバム・チャート】Stray Kidsが今年最大の週間セールスで初登場1位、チャーリーXCX初のTOP10入り

2022/03/29 14:09

【米ビルボード・アルバム・チャート】Stray Kidsが今年最大の週間セールスで初登場1位、チャーリーXCX初のTOP10入り
【米ビルボード・アルバム・チャート】Stray Kidsが今年最大の週間セールスで初登場1位、チャーリーXCX初のTOP10入り


 Stray Kidsの『Oddinary』が2022年最大の週間セールスを記録してNo.1デビューを飾った、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。
 Stray Kidsは、サバイバル・リアリティ番組『Stray Kids』を通じて選抜された、JYPエンターテインメント所属のボーイズ・グループ。これまで、その週最も人気のある世界のアルバムをランク付けしたワールド・アルバム・チャートで10回TOP10入りしている。JYPとインペリアル/リパブリック・レコードのパートナーシップによる米国でのリリースは本作『Oddinary』が初めてで、Billboard 200でのチャートインも首位獲得も初の快挙となる。この提携により、2021年6月26日付で6位に初登場したTWICEの『Taste of Love』、同年11月27日付で3位を記録した『Formula of Love: O+T=
 『Oddinary』の初動ユニットは110,000で、そのうちアルバム・セールスが103,000、アルバム・ストリーミング(SEA)が6,500、トラックごとのユニット(TEA)は500だった。初週のストリーミング数は、わずか7曲で1,009万回を記録している。2022年にリリースされたアルバムの週間セールスとしては最大で、103,000枚の内訳デジタル・ダウンロードはわずか2,500、10万枚強がCDによる売り上げだった。現時点ではレコード(LP)やカセットテープは販売されていないが、リリースされれば再び上位ランクインが見込める。
 英語以外の歌詞を主としたアルバムがBillboard 200で1位を獲得するのは、全編スペイン語によるアルバムとして初の首位を獲得したバッド・バニーの『El Ultimo Tour Del Mundo』(2020年12月12日付)以来約1年4か月ぶりで、史上13枚目の快挙。なお、その13枚中5作が同韓国のボーイズ・グループBTSのアルバムとなっている。
 先週1位に初登場したリル・ダークの新作『7220』は2位にダウン。週間ユニットも、初週から33%減少の81,000まで落ち込んだ。1月から3月にかけて通算9週の首位をマークした『ミラベルと魔法だらけの家』のサウンドトラックは、59,000ユニット(9%減少)を獲得して3位をキープしている。
 続いて4位もモーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』が同位をキープ。リリースから1年以上経過したが、週間ユニットは前週から若干数増加の46,000で安定している。本作は今週でTOP10滞在記録を通算62週目に更新し、1990年以降にリリースされた作品としてはセリーヌ・ディオンの『フォーリング・イントゥ・ユー』(1996年から97年)を上回るTOP10ランクイン総週単独3位に浮上した。トップはアデルの『21』(2011年から16年)で84週、2番目はアラニス・モリセットの『ジャグド・リトル・ピル』(1995年から97年)で72週。
 今週5位には、昨年12月にリリースされた故ジュース・ワールドの『ファイティング・ディーモンズ』が前週の35位から再浮上。発売当初はデジタル・ダウンロードとストリーミングのみ可能だったが、3月18日にCD、レコード、カセットテープのパッケージ各種がリリースされ、売り上げが急増。週間セールスは26,815%増加の12,000に、それを含む週間ユニットは137%増加の40,000にそれぞれ跳ね上がり、再TOP10入りを果たした。なお、本作は2021年12月25日付で2位を獲得しているが、今週その記録を上回ることはできなかった。
 6位にザ・ウィークエンドのベスト盤『ザ・ハイライツ』(34,000ユニット / 2%減少)を挟み、7位にはチャーリーXCXの新作『クラッシュ』が初登場。初動ユニットは31,500で、そのうちアルバム・セールスが19,000、アルバム・ストリーミングが12,000、トラックごとのユニットは500をそれぞれ獲得。アルバムの週間ストリーミングは1,560万回を記録している。
 本作『クラッシュ』は、2020年5月にリリースした前作『ハウ・アイム・フィーリング・ナウ』から約2年ぶり、5枚目のスタジオ・アルバムで、意外にもBillboard 200でのTOP10入りは初。また、イギリスとオーストラリアでも自身初の首位を獲得した。ヒット作の多いイメージだが、これまでの最高位は2ndアルバム『サッカー』(2014年)が獲得した28位で、200位内にランクインしたその他の3枚も、40位以下にとどまっている。
 以下、ドレイクの『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(31,000ユニット / 1%増加)が先週の9位から8位に上昇し、8位にランクインしていたガンナの『DS4Ever』(31,000ユニット / 2%減少)は9位に順位を入れ替えた。10位はドージャ・キャットの『プラネット・ハー』 (30,000ユニット / 1%減少)が同位をキープしている。

Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは4月1日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『Oddinary』Stray Kids
2位『7220』リル・ダーク
3位『ミラベルと魔法だらけの家』サウンドトラック
4位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
5位『ファイティング・ディーモンズ』ジュース・ワールド
6位『ザ・ハイライツ』ザ・ウィークエンド
7位『クラッシュ』チャーリーXCX
8位『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』ドレイク
9位『DS4Ever』ガンナ
10位『プラネット・ハー』ドージャ・キャット

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