アーティスト、ミュージシャン、前衛芸術家として、生涯に渡って平和運動に取り組んできたヨーコ・オノが、1969年の『ベッド・イン』から53年目となる2022年3月に、世界各地のデジタル・スクリーンをジャックし、平和のメッセージを発信する。世界をひとつにするための強力で普遍的なスローガン「IMAGINE PEACE」を、現地時間毎晩20時22分に掲示する予定だ。
このパブリック・アート・インスタレーションは、デジタル・スクリーンをアートプログラムに活用するプラットフォームであるCIRCAと、英ロンドンのケンジントン・ガーデンにあるアート・ギャラリーSERPENTINEとのコラボレーションで行われ、「IMAGINE PEACE」を各国の言葉に翻訳したものが、英ロンドンのピカデリー・ライツをはじめ、CIRCAネットワーク傘下の米ロサンゼルス、イタリア・ミラノ、オーストラリア・メルボルン、米ニューヨーク、ドイツ・ベルリン、韓国・ソウルなどで3月末まで展開される。
ここ日本ではNEO SHIBUYA TVとのコラボレーションで東京・渋谷の複数のビジョンにて3月20日まで「平和な世界を想像してごらん love, yoko 2022」というメッセージが1時間に1回投影されることになっている。
このキャンペーンに合わせ、ヨーコ・オノは人道的危機支援のため、期間限定で「IMAGINE PEACE」の新たなシルクスクリーン・プリントを制作し、3月31日までの期間限定でCIRCA.ARTにて購入することができる。この限定版プリントの収益は、緊急人道支援のため危機的状況にある国々に食料、水、医薬品、シェルターなどを提供する組織、国連中央緊急対応基金（UN CERF）に全額寄付される。
◎商品情報
「Imagine Peace」シルクスクリーン・プリント
（Time-limited edition 297 x 420 mm/スタンプと日付入りの証明書付）
100ポンド（税込 VAT.）
※このプリントの収益の100％は、国連中央緊急対応基金（UN CERF）に寄付されます。
https://shop.circa.art/products/yoko-ono/
Photo: Matthew Placek (c)Yoko Ono
廣津留すみれ
しいたけ.
ラリー遠田
