ポーキュパイン・ツリー、2022年6月リリースの新作『クロージャー/コンティニュエイション』詳細を発表 新曲「オブ・ザ・ニュー・デイ」配信スタート
ポーキュパイン・ツリー、2022年6月リリースの新作『クロージャー/コンティニュエイション』詳細を発表 新曲「オブ・ザ・ニュー・デイ」配信スタート

 ポーキュパイン・ツリーが2009年の『ジ・インシデント(The Incident)』以来約13年ぶりにリリースする、11作目のニュー・アルバム『クロージャー/コンティニュエイション(Closure/Continuation)』の詳細が発表された。

 同作は2022年6月24日にリリース予定で、通常盤には7曲、デラックス盤には10曲が収録される。

 本作は過去10年の間に密かに散発的に録音され、ツアー活動が奪われてしまった2020年~21年の間に完成された。この時期が反映されている本作の歌詞は不穏かつ多くの場合は不安気でもあり、スコールのようなノイズとよく伸びる哀愁たっぷりのメロディを同じくらい擁する先進的なロック・ミュージックが、無数のエレクトロニックなフィルターを通じて送り込まれてくるアルバムに仕上がっているとのこと。

 なお、新曲「オブ・ザ・ニュー・デイ(Of The New Day)」の配信がスタートしている。

◎スティーブ・ウィルソン コメント
「オブ・ザ・ニュー・デイ」は暗闇から浮上して再生する歌なんだ。一見シンプルに聞こえるから、ポーキュパイン・ツリーのバラードとしては非典型的だとすぐにわかる。でもそのうち小節の長さが絶えず変わり続けていることに気付くんだ。通常の4/4拍子から3/4拍子、5/4拍子、6/4拍子、11/4拍子という感じでどこにも安住しない。これはポーキュパイン・ツリーが時々とてもうまくやれることなんだ。理知的というか数学的に近い基本的なアイデアから始まるんだけど、まったく自然で聴きやすいものに仕上がる。いかにもそのために気を利かせているとか、音楽性よりテクニックを優先しているとか、そういう風に聞こえていないことを少なくとも願うよ。特にそういうタイプの曲作りに狙いを定めていない限りはね。

◎リリース情報
配信シングル「オブ・ザ・ニュー・デイ」
2022/3/8 DIGITAL RELEASE

アルバム『クロージャー/コンティニュエイション』
2022/6/24 RELEASE
<収録曲>※通常盤CD/ブラック・アナログ盤2枚組/ホワイト・アナログ盤2枚組/透明ブルー・アナログ盤2枚組/デジタル/限定盤カセット
01. Harridan ハリダン
02. Of The New Day オブ・ザ・ニュー・デイ
03. Rats Return ラッツ・リターン
04. Dignity ディグニティ
05. Herd Culling ハード・カリング
06. Walk The Plank ウォーク・ザ・プランク
07. Chimera’s Wreck キメラズ・レック

■オーディオ・マニア向け限定盤デラックスLP:12インチ・スリップケース・ボックス入り
45回転透明12インチ・アナログ盤3枚組に9曲を収録。追加トラックとして「Never Have ネヴァー・ハヴ」と「Population Three ポピュレイション・スリー」を収録

■オーディオ・マニア向け限定盤デラックスCD:12インチ・スリップケース・ボックス入り
通常盤CD、2枚目のディスクに追加トラックとして「ポピュレイション・スリー」、「ネヴァー・ハヴ」、「Love In The Past Tense ラヴ・イン・ザ・パスト・テンス」、アルバムのインストゥルメンタルを収録