【第94回アカデミー賞】レディー・ガガがプレゼンターに決定
【第94回アカデミー賞】レディー・ガガがプレゼンターに決定

 現地時間2022年3月27日に開催される【第94回アカデミー賞】で、レディー・ガガがプレゼンターを務めることが発表された。

 今回明らかになったプレゼンター6名にはガガに加え、1990年の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』で監督、共同プロデューサーとして【アカデミー賞】2冠に輝いたケヴィン・コスナー、昨年『ミナリ』で<助演女優賞>を受賞したユン・ヨジョン、1993年の『フィアレス』で<助演女優賞>候補となったロージー・ペレス、2005年と2016年に【アカデミー賞】の司会を担当したクリス・ロック、そして『ザ・バットマン』のゾーイ・クラヴィッツが名を連ねている。

 レディー・ガガは、リドリー・スコット監督の映画『ハウス・オブ・グッチ』で<主演女優賞>の候補にあがることが予想されていたが、残念ながらノミネートは逃した。各俳優部門の候補枠はわずか5つのため、今回のようなことは避けられないが、パトリツィア・レッジアーニ役を熱演したガガはかねてよりノミネートが有力視されていた。すでに今作で、【全米映画俳優組合賞】、【英国アカデミー映画賞】、【放送映画批評家協会賞】、【ゴールデン・グローブ賞】で<主演女優賞>の候補になっており、【ニューヨーク映画批評家協会賞】では受賞を果たしている。なお、彼女は2018年に映画『アリー/スター誕生』主題歌「シャロウ」の共同ソングライターとして、【アカデミー賞】の<最優秀歌曲賞>を獲得している。

 今年の【アカデミー賞】の司会は、コメディ・センスに長けたワンダ・サイクス、エイミー・シューマー、レジーナ・ホールの女性3名が務める。複数名で司会を担当するのは2011年以来となり、司会者が全員女性であることに加え、同じ年に2名の有色人種(サイクスとホール)を司会に迎えるのは授賞式史上初となる。今年の授賞式の監督はグレン・ワイスが務め、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』が最多ノミネートを得ている。

 【第94回アカデミー賞】は、米東部時間3月27日午後8時から米ABCで生中継される。昨年はパンデミックのため、米LAのユニオン・ステーションで行われたが、今年は通常通りハリウッドのドルビー・シアターで開催される。

 現地時間3月2日、ガガはドラマ『POSE/ポーズ』のビリー・ポーターと『ふたりは友達?ウィル&グレイス』のエリック・マコーマックとともに、エルトン・ジョン・エイズ基金が主催する【アカデミー賞】のビューイング・パーティの共同司会に抜擢された。ジョンの夫であるデヴィッド・ファーニッシュもイベント主催の手助けをする。