ネッサ・バレット、パワフルな新曲「ダイイング・オン・ジ・インサイド」で美の基準に抵抗
ネッサ・バレット、パワフルな新曲「ダイイング・オン・ジ・インサイド」で美の基準に抵抗

 ネッサ・バレットが、パワフルな新曲「ダイイング・オン・ジ・インサイド」とそのミュージック・ビデオをリリースした。この楽曲では彼女の脆く繊細なメッセージを表現している。

 推進力のあるオルタナティブ・ポップ・トラックは、2021年デビューEP『pretty poison』によって披露された、喚起的で自己反映的なソングライティングを更に確立させている。「私は自身の境界性パーソナリティー障害、不安とうつ病について話してきた」とバレットは、自身の飾らない作曲へのアプローチについて話す。

 「だけど、一つ私が打ち明けることに苦労してきた摂食障害について、今回楽曲を書いて、レコーディングすることは、カタルシスな経験になった。はじめ“ダイイング・オン・ジ・インサイド”を聞いて、泣いてしまった」と彼女は述べ、「私が書いた楽曲の中でも最も正直な曲の1つだったから、涙を止めることが出来なかった」と明かしている。

 タイムリーなテーマを扱った「ダイイング・オン・ジ・インサイド」は、バレットが概念化した、ザラザラとしたビジュアルによって、完璧に捉えられている。ミュージック・ビデオの中で、バレットは体重計と格闘し、夜中のドライブに向かい、カタルシスな瞬間の中で、メディアによって損なわれた美の基準に反抗するために雑誌を燃やす。

 バレットは、表紙を務めた米Seventeen誌の1月号で、楽曲について「私は私が患った摂食障害の経験を共有したかった、同時に人々が共感できる曲を作ることが出来た」と語っていた。

◎リリース情報
配信シングル「ダイイング・オン・ジ・インサイド」
2022/2/25 RELEASE
https://Japan.lnk.to/NBdoti