スティーブン・スピルバーグ監督『ウエスト・サイド・ストーリー』の裏側を見せる特別映像

2022/02/18 15:15

スティーブン・スピルバーグ監督『ウエスト・サイド・ストーリー』の裏側を見せる特別映像
スティーブン・スピルバーグ監督『ウエスト・サイド・ストーリー』の裏側を見せる特別映像


 スティーブン・スピルバーグ監督『ウエスト・サイド・ストーリー』の特別映像が到着した。
 現在公開中の同作は「ロミオとジュリオット」をモチーフにしたミュージカル映画。舞台は夢や成功を求め多くの移民たちが暮らすニューヨークのウエストサイド。貧困や差別に不満を募らせた若者たちは同胞の仲間と結束し、各チームの対立が激化していく中、プエルトリコ系移民で構成された“シャークス”のリーダーを兄に持つマリアは、対立するヨーロッパ系移民“ジェッツ”の元リーダーのトニーと恋に落ちるというあらすじだ。トニー役をアンセル・エルゴート、約3万人のオーディションから選ばれ、映画初出演となった新星レイチェル・ゼグラーがマリア役を演じた。
 特別映像では歌とダンスの裏側を公開。スピルバーグは撮影方法について「カメラが歌の中に入り込む。外から見るのではなく、中から見回すのさ」、撮影監督を務めたヤヌス・カミンスキーは「大勢を撮る時は照明を細かく調整し、物語を見せないとね。ただのダンスじゃなくチームの対立や恋愛や競争だ。それを撮影で際立たせるんだよ。前景から背景まで鮮明でないと物語とダンスの美は映し出せない。最大の挑戦は物語を視覚的に描くことだ。素早く動き、ダンスの美や鮮やかな色彩を伝えたかったんだ」とコメント。
 また、スピルバーグはヤヌスについて「ヤヌスは何が必要か分かっていた。よく話し合ったからね。最高の仕事をしてくれた」と告白。
 同作で『アカデミー賞』助演女優賞にノミネートされたアニータ役のアリアナ・デボーズは、ダンスナンバー「America」撮影時について「ヤヌスの撮影方法やスピルバーグのビジョンが組み合わさって、動きを通したストーリーテリングを感じることができたわ」と絶賛した。
◎映画情報
『ウエスト・サイド・ストーリー』
2022年2月11日(祝・金)から全国公開
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:トニー・クシュナー
作曲:レナード・バーンスタイン
作詞:スティーブン・ソンドハイム
振付:ジャスティン・ペック
指揮:グスターボ・ドゥダメル
出演:
アンセル・エルゴート
レイチェル・ゼグラー
アリアナ・デボーズ
マイク・ファイスト
デヴィッド・アルヴァレス
リタ・モレノ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
https://youtu.be/QfnaLxtbero

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