ソーク、“自分らしさ”を追求する旅路が描かれた最新AL完成
ソーク、“自分らしさ”を追求する旅路が描かれた最新AL完成

 ソークことブライディ・モンズ・ワトソンが、ニュー・アルバム『If I Never Know You Like This Again』をリリースすることを発表した。また、ブライディがパートナーと共に出演し、エリウス・グレイスが撮影した新曲「last july」のミュージック・ビデオも公開された。

 新作『If I Never Know You Like This Again』は、ブライディが親しみを込めて「歌の記憶たち」と呼んでいる。このアルバムの大半は、時間が最も遅く流れていると感じられたパンデミック中に作曲された。そして、人生の各章を記録するというブライディの強迫観念は、平凡な日々を驚嘆なものへと一変させた。今までにもずっとコラボレーションを行ってきたトミー・クラフリンと共に、ブライディとトミーはブロークン・ソーシャル・シーンやペイヴメントと言ったインディー・バンドやレディオヘッドの名作『The Bends』を夢中になって聴きながらアルバムの大部分を一緒に書き上げたという。

 他のバンド・メンバーとともに北アイルランドのAttica Studiosでレコーディングは行われた。これまでのソークのアルバムはリモートで録音されたか、2人だけで作り上げられていたが、本作ではソークのメンバー全員がスタジオに同時に集まっている。パンデミックの大部分は、お互いに長い隔離期間があり、このアルバムをバンドとして制作することはとても重要なことだった。そして、全員が同じ部屋に集まったときの喜び溢れる感じは聴き手にも伝わってくる。

 また歌詞において、ブライディは、遊び心と自意識の両方を表現している。自分自身の過去の体験を訪れたことにより誕生したのは、共感深く、輝きに満ちたアルバムであり、この作品にはソークが“自分らしさ”を追求する旅路が描かれている。

◎リリース情報
アルバム『If I Never Know You Like This Again』
2022/5/20 RELEASE
RT0308CDJP / 2,200円(plus tax)
※解説・歌詞対訳付